ご褒美の昇進は要らない
DX学校神戸校講師の埴岡です。
先日より取引先の社長様へ向け
「DX計画立案講座」を開催させて頂いています。
「DX計画立案講座」は全10章から構成されています。
・DXの基礎
・ビジネスの変え方
・DXの方針
・現在の業務の見直し
・自社の今のDX段階を知る
・などなど
自社に合うDX計画を立案するまで深掘りしながら学びます。
第1章 DXとは?
ほとんどの経営者はこのDXと言う概念を思い違いされています。
今回の社長様もそうでした。
ほとんどの経営者はIT活用を「DX」と言うのだと思われています。
しかしそれは違うのです。
経済産業省ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)を
5段階ステップの最終形だと位置づけています。
1.アナログ処理のデジタル化
2.業務そのもののデジタル化
3.業務プロセスのデジタル化
4.余裕の活用
5.DX(デジタル・トランスフォーメーション)
しかし、
様々なIT系メーカーが自社製品を販売するために
「DX」と言う言葉を使って宣伝し販売しています。
それによりいつの間にか
IT活用=DXのように表現されているのです。
これは
「この製品やサービスを使うとIT化出来ますよ」
と言うことで
5段階ステップでは1又は2に該当するものです。
だから
この製品やサービスの導入だけではDX出来ないのです。
もっと言うと、
ここから先がDXへの道なのです。
DXとは?
デジタル・トランスフォーメーションです。
「デジタルを使って形を変える」
と言うことなのです。
つまりITを使ってビジネスモデルを変えて行くことなのです。
これを理解されるとDXへの道が始まります。
第1章では、
・なぜDXしなければいけないのか?
・ディスラプション
・実現に必要こと
このような内容で理解を深めて頂きました。
第1章を受講された社長様の感想は、
「DXってそういうことなんだ」
「世界から見ると日本は遅れているね」
「結局DXはITを使うだけじゃ出来ないんだね」
「これ、知ると知らないでは怖いね!」
などなどでした。
DXは奥深いマネージメントです。
受講頂いている社長様には最終章まで頑張って頂きたく思います。
勿論、私も精一杯ご支援致します。
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