いつから傍若無人に?
良くわからない食器など
どこの家でも、あるあるではないか?と思いますが、押し入れとかに『良くわからない食器など』があったりします。
実家で整理をしていると、そんなものがいくらか出て来ます。両親は教員をしていたので、卒業生からもらったもの、結婚式の引き出物、単純に自分で買ったもの、旅行先で衝動買いしたもの、その他いろいろだったと思います。
骨董品ではなく贈答品
例えば、下記のようなものがあったとします。
『南蛮切子』とありますが、良くわかりません。
あるいは、下記のようなものです。

まず古美術商には何軒か相談しましたが、全て『値段が付かない=0円』と言われました。ただ、『たとい値段が付かないものでも、しっかり引き取ってもらえる特別なルートも既にあるので引き取り自体はOK!』ってとこもありました。タダで引き取って、売れるところがあれば、処理費でもかからない限り、確実に収益はプラスになります。
ちなみに話をして行く中で、上記写真は全て『骨董品』ではなく、『贈答品』なので守備範囲外ということでした。いや、敢えて守備範囲を設定して、タダで引き取る理由付けなのかもしれません。実際、とある古美術商によると、業界内には本当に価値のある骨董品も含めて、タダか恐ろしく低い価格を値付けして、廃棄の面倒さなどをやたら強調しながら便利屋さんを演じて、実際には暴利を得ている業者も少なからずいるそうです。もっとも、私のような凡人には何をどのように言われようと、よくわかりません。
リサイクルショップへ行くと
そんな古美術商数軒のところで、0円としか評価されなかったガラクタ?を段ボール箱一つにまとめて大手リサイクルチェーン店で査定してもらいました。その結果は何と『100円!』でした。
ところが、既に店頭に並んでいて同等に見える売り物は3000~5000円とかで販売されていました。自分の持って行ったものだけが、選りによって、そんなに価値の低いものだったのでしょうか?
そこで、別のリサイクルチェーン店に行きました。一部買取の対象外のものがあったので減らしましたが、何と『800円』でした。減らした上になぜ故に価格が8倍にもなるのでしょうか???
それにしても、古美術商といい、リサイクルショップといい、せっかく両親が遺したものをあまりにもぞんざいに扱われているような気持になるもので、しばらく売りに出すことをやめておりました。
親子でやっているブックカフェ
そんな中、古書を買い取ってもらったことがきっかけで、姫路郊外のブックカフェに出入りするようになりました。
(田園にポツンと店 日曜のオアシス、親子で喫茶店 )
https://www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/news/detail.shtml?url=news/odekake-plus/news/gourmet/202010/13822011
現在は営業が『金・土の10:00-16:00』とのことですが、営業日と時間は頻繁に変わりますので、事前に確認していただくことをお勧め致します。
ブックカフェ天川 兵庫県姫路市飾東町北野1261-2
https://amakawabunko.thebase.in/about
金・土の10:00-16:00 ですが、不定期です。
TEL:090-5090-2130(尾崎)
メール:amakawabunko@gmail.com
贈答品を持って行った
上記店舗、古物商の資格を取っていることから、本業の古書以外に少しぐらいなら他の物を置いても良いとのことでした。ただ、価格設定は難しいので、自ら付けることになりました。そこで、例えば上記『南蛮切子』、2個入り箱を1つ1000円としました。3箱ありました。
それらを持って行った日のことです。いつものように近所の比較的高齢の女性常連客が来ました。もちろん、カフェで昼食を取りながら、よもやま話をするためです。実に楽しそうでした。すると、雰囲気も手伝ってか?あっという間に南蛮切子が2箱売れました。店舗への取り分を差し引いても既にこの時点で段ボール箱一つ分を詰め込んでリサイクルショップへ行くより、実入りは上回りました。何やら『既に持っている切子はプラスチックっぽいけど、これはガラスの質感がある。』と語る女性もいましたが…
ドイツ製の鉄道模型も
食器のみならず、ドイツ製の鉄道模型も置かせてもらいました。これは元々、この鉄道模型に関係する雑誌類を買い取ってもらった関係でした。

走らせればこんな感じです。
この鉄道模型は人間工学的に最も遊びやすいサイズと考えられます。プラレールとほぼ同じ大きさです。しかも堅牢です。ちょいと落としたぐらいでは壊れません。そこで、もしこのカフェに来た人たちの中で、子供さん、お孫さんと、『汽車遊びをしたい』ということであれば、丈夫ななドイツ製模型が最適と考えます。
たまたま父親が集め過ぎた物がありましたので、放出することにしました。大きさがほぼ同じなので、プラレールで遊んでいる駅やトンネルなどがそのまま使えます。
そこで、動力車を整備、電源装置の動作確認などをした上で、車両、レール、電源装置をセットにした入門用を3セット作りました。まずは味見していただければと思います。
子供に鉄道模型を『触るな!』『近づくな!』などと怒鳴りつけるジジイ族は技術立国の敵です。あくまでも鉄道模型は子供のオモチャなのです!
(鉄道模型は子供のオモチャです!)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5197448/
(鉄道模型は子供のオモチャです!(2))
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5198083/
捨てる神あれば拾う神あり
『捨てる神あれば拾う神あり』、これはかつて一緒に中古を扱う鉄道模型店へ行った時に父親がよく発していた言葉でした。
正にその通りで、古美術商でも、リサイクルショップでも異常なまでも低い評価を受け続けた贈答品が、本当に欲しいと思った人のところへ渡ったことは誠に喜ばしく、正に『捨てる神あれば拾う神あり』でした。




