真面目に考えれば考えるほど…

辻村豊

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テーマ:研究開発のヒント


皆様方、お世話になっております。日々雑感を綴っております。

職業病だったかも…

あの知り合いの娘さんがあっという間に入籍したそうです。
(もはや絶滅危惧種?見合い屋のババア!)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5161702/

以前いた会社の同僚が『結婚なんて勢いでするもんや』と言っていましたが、その通りかもしれません。
既に申し上げましたように、いろいろ見合い屋のババアの世話にはなっておりました。
その際、1回きりでこちらから断ることは最後までありませんでした。化学実験と同じようにいろいろな角度から見て尋ねてデータを集めてから判断するという職業病だったのかもしれません。もっとも、これは決して間違いではなかったと思います。人と会って、わずか数時間で全てが、しかも一生続くかもしれない極めて重要なことを、直感のみに頼って決めることは到底できないと思うからです。とはいえ、自分では一発アウトのルールも設けておりました。喫煙される方は発覚した瞬間に結婚相手から外すことに決めておりました。私自身、タバコは当時も、そして現在に至るまで吸ったことはありませんので、そう決めておりました。もちろん、これは私の結婚相手に対する独断と偏見で、喫煙者の方々の人格を否定するものではありません。ただ、結局最後まで明らかに喫煙者とわかる人には遭遇しませんでした。

医療従事者にはありがち?


これは婚活にはカウントしていないのですが、面白いことがありました。ある日、医者をやっている友人から『合コンをやるから来ないか?』と言われました。場所だけ聞いて会場へ行くと、その友人(男性)と看護師の女性二人がいました。ところが合コンが始まるや否や、何と私以外の残りの三人がタバコをプカプカと吸い始めました。今は禁煙の店も多いと思いますが、当時は喫煙OKの店の方がずっと多かったと思います。
そのままその会は終わり、後日何もありませんでした。確かにその友人が『医者というものは、物凄くストレスのかかる仕事なんで、タバコで解消することも多い』と語っていたのを思い出しましたが…

慎重にすればするほど

てなことで、こちらが慎重になればなるほど、思わぬ弊害が出てきました。
どこへ行って、何をやっても、1~2回で断られることが多くなったからです。
やがてその答がわかりました。ある時、見合い屋のババアの一人が思わず口を滑らしました。
『あなたって、本当に相手の良いところを必死になって、時間をかけて探そうとするから素晴らしいわ。だから、少々気難しい娘さんでも紹介して親御さんにも喜んでもらっているのですが…』

在庫処分したいのだろうが…


『どういう意味やねん???』
その見合い屋のババア、『厄介な在庫をいろいろ抱えている。何とか片づけたい!』ってことなのでしょうか?
だからと言って、こちらは慈善事業でもしているわけでもなし、そんな見合い屋のババアや気難しく育てた親御さんを喜ばすために生きているわけでもないので、無性に腹が立ちました。だからと言って、方針も変えることもできず、相変わらず断られる日々が続きました。とはいえ、見合い屋のババア、上記みたいな人ばかりでもないし、相手なんぞ実際会ってみないとわからないことも事実でした。ただ、今から思えば、少々の外れはあっても、そもそも世話になるということは、それなりに感謝せねばなりません。
そんなこんなでしたが、当時、自宅から職場までの間に出身の学校がありました。ある時、そこへ寄ったところ、新たな展開となりました。それについては、また改めて申し上げたいと思います。

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辻村豊
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辻村豊(技術コンサルタント)

合同会社 播羊化学研究所

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