昭和のリフォーム工事を多目的スペースに
つい最近まで暑い日が続いておりましたが、今日初めてストーブを出しました。
冬まで、そう時間もかからないようです。
さて、長い間コラムを書けていませんでした。
前回の話の続きですが框までだったと思います。
今回は壁をご説明させていただきたいと思います。
これは大黒柱の北側の小黒柱です。材は欅です。前回のリフォームの際に
欠損した部分を利用し、再度はめ込むように
下地の赤松の胴縁を取り付けます。(現状より柱等を傷めない工夫)
小黒は長年の経年で湾曲してましたので
見切りを取り付ける際、苦労いたしました。
柱を立て見切りを打ちます。これが素地にります。
水道屋さんに給湯 給水 排水をしこんでもらいます。
この地域は川がなく、昔は井戸水を使用されていました。
今回は飲み水も関係しますので上水に切り替えします。
井戸水は立水栓を新たに設置し、農業体験施設での作物等の散水
及び藍染めの体験施設での使用に使います。
配管の経路が複雑で水道屋さんには大変苦労かけました。
この時点でかなり頭の中も具体化してきます。
初めから頭で絵は描きますが、具体化するのは施工しながらの方が
具現化しやすいように思います。
このように収まり仕上がりを想定しながら施行していきます。



窓枠 囲炉裏 見切り 枠等随時仕上げて取り付けていきます。
お施主様が用意された古民家風の建具
寸法に合わせて鴨居と敷居を取り付けします。
耐震改修工事も併用しますのでしかるべき場所に構造用合板を施行致します。
断熱とともにダンパーが入る部分は断熱を施工して
取り付けします。これは壁打ちに収まるタイプです。
これも壁打ちですが冒頭に紹介させていただいた小黒の部分です
かなり湾曲していましたので、
思案いたしましたが、何とか取り付けできました。
この壁の前に、最終ロケットストーブが取り付きます。
あまり進むと書く事なくなりますので
今日はこの辺で終わりにします。次回もお楽しみに!!



