昭和のリフォーム工事を多目的スペースに
皆様こんにちは、今回もよろしくお願いいたします。
前回は大引き施行を説明いたいました。玄関框廻り等の接続や
柱を先に建てておくなどetc
早速ですが今日は床貼りを紹介いたします。
皆様がお知りになりたい情報とは違うかもしれません。
があえて私の我を通させて頂きます。
これは高さを調整して鋼製束を止めています
高さの調整ができたら、根太を打っていきます。(床の下地)
とりあえず部屋との段差(框分だけありますので)下の広い部分
のみ床を仕上げて仕事ができる環境をつくろうと思います。
お決まりの断熱材を入れていきます。
この部分は前に、ご説明させて頂いた
掘り炬燵兼囲炉裏兼テーブル(分解可能)が来るところです。
この時点でお施主様の移行の位置に大引きをすげ替えました。
「どないして納めたろうか」と思案します。
サッシのアンピ(アングルピース)の下プラス15mmで収まりました。
捨て貼り床が貼れました。
勝手口廻りです。
束が入るまで
この鋼製束で高さを調整しました。
江戸時代の欅です。廊下に使っていました。
削ると綺麗な正目が出ています。
ミツロウを塗り取り付けしてから床貼りをしました。
古材はやっぱり味がありますね。
いよいよ下の段と上の段の境の框が来ました
建具は再利用なので高さは元の建具の内法です。
框直角を電気カンナで微調整します。
次回は框取り付けと床貼りをピックアップ致します。
長い文章にお付き合いいただき
ありがとうございました。



