昭和のリフォーム工事を多目的スペースに
皆様こんにちは、だいぶ暑さも和らぎ秋の気配を感じる季節になってまいりまいした。
風邪などお引きにならないようにお気をつけください。
さて、前回のコラムは既存和室の解体と取り付け、土方による転圧等をお伝えいたしました。「湿気対策をする事で構造材が傷みませんよ」とお伝えいたしました。
今回は框等の入れ替えをお伝えさせていただきます。
このおうちは元々入っていた玄関框をそのまま使う予定でしたがお施主様のご希望により
取り換える事になりました。タイルは現状のまま使いたいとの事でしたので
まず既存の框を撤去してモルタルで型枠を組みレベルを出します。
地覆が乗る部分をタイルの目地に合わせ位置決めします。

勝手口も同様に土間は再利用です。
ハチクサン(防蟻薬品)を散布しておきます。

直角(大矩)を振り地覆をエル型の金物でコンクリートに止めます
材料が来ましたので
材料を刻み加工してカンナで仕上げます。

仮組して幕板を入れる段取りをします。
桧を注文していましたが、ケヤキの古材があったのでそれを使う事にいたしました。
次回は大引きの取り付けをピックアップいたします。



