快適で経済的な木造オール電化住宅建築のプロ
大岡裕幸
Mybestpro Interview
快適で経済的な木造オール電化住宅建築のプロ
大岡裕幸
#chapter1
地域密着型の住宅建設業として、1957年に札幌市に創業した大岡産業株式会社。半世紀以上にわたって住宅の設計、建築、管理はもちろん、不動産の管理や運営などを行ってきました。代表取締役社長の大岡裕幸さんは、大学で建築学科を専攻し、卒業と同時に建設会社に就職。その後、大岡産業株式会社に転職し、2010年、代表取締役社長に就任しました。建築の現場や営業の管理を経験してきた大岡さんは、社長職に就いた今でもお客さまのところへ自ら伺っています。「打ち合せや商談に行ったり、アフターフォロー以外にもふらっと立ち寄よることもあります。社員たちからは、煙たがられているかも知れませんけど」と少し照れくさそう。「管理している物件が近隣に集中しているので、お客さまから相談があったらすぐに伺うことができるのが地域密着のいいところ。中には、創業者の祖父の代からのお客さまもいらっしゃって、そういう繋がりを大切にして行きたいんです」
家づくりについて語る大岡さんは常に笑顔が絶えません。お客さまとの繋がりや結びつきを大切にしているということがひしひしと伝わってきます。そんな大岡さんが特にこだわるのは「木の家づくり」。
「木は家になってからも生きています。木はそこで暮らす人と一緒に呼吸するんです」。幼少の頃から、祖父や父の仕事ぶりを見て育った大岡さんは、自らが社長に就いたのを機に「住む人のことを第一に考え、直接お手伝いできるのはやはり住宅建築」。「会社の原点でもある木造住宅により一層注力したい」と考えるようになりました。
#chapter2
「木の家は高い断熱性能を持ち、冬暖かく夏涼しい住空間を造ってくれます。この特性を生かし、北海道の風土に合った独自の家づくりができないか」という思いから開発されたのが床下エアコン暖房「大岡の家」。床下にエアコンを設置し、空気の流れで建物を暖めるというシステムで「当社で建てているすべての家が、北方型住宅の基準をクリアした高気密・高断熱だから実現した工法です」と大岡さん。実際にモデルハウスを使い、温熱環境や消費電力の計測を行いそのデータを基に開発されました。“ガラリ”と呼ばれる床の格子から、冬には暖かい風が、夏には冷たい風が吹き出す。構造は極めてシンプルですが、省エネ効果があり、メンテナンスや取り替えも簡単。「光熱費が格段に下がり、従来の床暖房とは違ったやわらかい暖かさが木の家の風合いにぴったり」と自信を覗かせながらも、「今、実際にお使いいただいているお客さまからもご意見を伺いながら、どんどん改良して行きたい」と現状に満足することなくより良いサービスを目指す探究心も忘れません。
「20から30代の若い世代にもオール電化木造住宅の良さを実感してもらいたい。そして、環境の良いところで子育てをしてほしい」という思いから分譲しているのが江別市の「グリーンハウス新栄台」。豊かな自然に公園や小学校、商業施設などが整う環境で、30坪の土地と木造オール電化住宅を総額2,000万以内というリーズナブルな価格で提供するなど、大岡さんが理想とする「快適な木造住宅」をさまざまなカタチで提案しています。
#chapter3
「お客さまも家づくりも千差万別。接客や応対に関するマニュアルなどはありません。」と話す大岡さんですが、唯一、社員たちに言い続けていることがあります。それは「嘘のない家づくり」。住まいが完成するまでの間、「お客さまとは何度も何度も打ち合せをし、確認しながら家づくりを進めます。それでも、少なからず行き違いやクレームは発生してしまいます。そうした場合でも、もちろん逃げも隠れもしませんし、会社全体で話し合い最善の方法で対応しています」。
お客さまと正面から向き合い、決して嘘をつくこと無く家づくりを行うことで「最終的には絶対いいものを提供できる。そして、大岡さんに頼んで良かったと安心していただけるはず」と話します。「社員たちはハプニングやミスが起きても、結果、お客さまに満足していただけた」と、お客さまの親身になって仕事をすることで「お客さまを大切にしたい、という気持ちが自然に根付いるように思います」と語る大岡さんに、モノづくりに携わるプロとしての信念が伺えました。
住まいを建てられた方から、新しいお客さまを紹介されることも多いという大岡さん。「住宅の品質はもちろん、会社としての家づくりに共感していただけた証拠。これからも、お客さまとしっかり向き合い、より良い家づくりを提供していきたい」と語ってくれました。
(取材年月:2012年11月)
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Profile
快適で経済的な木造オール電化住宅建築のプロ
大岡裕幸プロ
一級建築士
大岡産業株式会社
北海道の風土に合った快適でエコな木造オール電化住宅を提案。住む人のことを第一に考え、要望をしっかりと伺いながら「家づくり」を行う。社長でありながら自らお客さまと直接やりとりし、アフターフォローも評判。
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