本日から「北海道の専門家」として掲載されることになりました

先日投稿した、
「人間をやめたら、スキャルピングは勝てるのか?」
という記事。
以下、参照
https://www.youtube.com/post/UgkxgMdKbTPPwoK-h5sDa-WBud57iD0eP7cD
思った以上に反響がありました。
短期売買で失敗する原因は、手法そのものよりも、
「トレード中に出てくる感情」ではないか。
・負けたくない。
・取り返したい。
・もっと稼ぎたい。
・今すぐエントリーしたい。
こうした感情によって、
本来決めていたルールを破ってしまう。
だったら逆に、トレード中に出てくる感情を
リアルタイムで片っ端からメンタルブロック解消していったら、
感情ではなく、
“ルールだけで動けるトレーダー”
を作れるのではないか?
まるでロボットのようなトレーダーです。
そこで今回、まずは自分自身を実験台にしてみました。
実は私は、
スキャルピングがあまり得意ではありません。
やっていると、ものすごく疲れるんです。
普段どさんこ投資スクールでは、
「できるだけチャートを見ない」
「時間をかけずに投資する」
というスタイルを推奨しています。
ですから今回は、
あえて真逆のことをしてみました。
相場が大きく動いていなくてもできる、
超短期スキャルピング。利確はわずか1〜2pips。
小さな値動きを何度も取っていく方法です。
そして、トレードしながら
自分の中にどんな感情が出てくるのかを観察してみました。
すると、想像以上にいろいろ出てきました(笑)
最初に出てきたのが、「焦燥感」でした。
値動きが小さい時間帯でもトレードするので、
とにかく時間がかかる。
「早く動いてくれ」
「いつまで待つんだ」
という焦りと不安が入り混じり、だんだんイライラしてくる。
そこで早速、
メンタルブロックを解消。
すると少し楽になりました。
ところが次に出てきたのが、「欠乏感」です。
1〜2pipsで利確していると、
「これだけやって、これしか儲からないのか」
「もっと稼ぎたい」
という気持ちが出てきます。
すると、本来チャンスではないところでも
エントリーしたくなる。
またメンタルブロックを解消。
すると今度は、イライラも減ってきて、
「これなら余裕で勝てるな」
と思い始めました。
ところが、ここで新しい罠が出てきました。
過信です。
「今の自分なら、感情をコントロールできているから大丈夫」
と思って、上位時間足まで無視してエントリー。
すると、見事にドツボにはまりました。
逆行。
頭では、「相場は反対方向だな」と分かっている。
でも、ナンピンして無理やり勝ちにする・
ここで出てきたのが、
「負けを認めたくない」という拒絶感。
そして、負けた自分に対する屈辱感。
またメンタルブロックを解消しました。
ところが、人間の感情というのは面白いもので、
まだ終わりません。
次は、
「この負けを一気に取り返したい」
という気持ちが出てきました。
ルールを破って、利益を伸ばそうとする。
一度は利益が出ていたのに、欲張った結果、
相場が逆行。マイナスへ。
すると今度は、
「あー、ルール通りやっていれば勝てたのに」
という、後悔。自己嫌悪。情けなさ。
さらに、
「もう一発で取り返したい」
という気持ちの裏に、無力感まで出てきました。
また一つずつ、
メンタルブロックを解消。
そして最後には、
「またいつか、ルールを破ってしまうんじゃないか」
という、自分をコントロールできなくなることへの「恐怖」
まで出てきました。
これも解消。
こうして、かなりの数の感情を処理したあとに、
もう一度スキャルピングをしてみました。
すると、明らかに違いました。
とにかく、メンタルが楽。
・微益でも気にならない。
・無理に利益を伸ばそうとしない。
・チャンスじゃないところでは入らない。
・決めたところで利確する。
・負けても、無理に取り返そうとしない。
以前よりもずっと、
淡々とスキャルができるようになりました。
これはかなり面白い変化でした。
ただし、今回もう一つ、
大きな発見がありました。
メンタルは楽になった。
でも、身体は楽にならない(笑)
3時間近く、
ものすごい集中力でチャートを見続けると、
目が痛い。
頭が重い。
肩も疲れる。
50歳の私には、
これはなかなかきつい(笑)
つまり、メンタルブロックを解消すれば、
精神的な苦痛はかなり減らせる。
でも、PCに何時間も張り付くという
スキャルピング特有の身体的負担までは消えない。
これは今回の実験で得られた、
かなり大事な知見でした。
ただ一方で、相場が動いていても、
動いていなくても、いつでも練習できる超短期スキャルピングを、
これまでより圧倒的に苦痛なく
続けられるようになった。
これは大きな成果です。
なので今後は、1日30分程度に限定して、
これまで私が全く実践してこなかった
超短期スキャルピングを、
しばらく検証してみようと思っています。
そして今回は、私だけでなく、
妻にも実際に取り組んでもらっています。
・技術を教える。
・ルールを教える。
・資金管理を教える。
そこまでは普通のトレード教育でもできます。
でも、その場で出てきた感情を特定して、
トレードを邪魔しているブロックを一つずつ外していく。
ここまで組み合わせたトレーダー育成法は、
少なくとも私は見たことがありません。
もしこれが本当に機能するのであれば、
「勝てる手法を知っている人」
ではなく、
「ルールを守り続けられる人」
そのものを育てられるかもしれません。
そして、それができれば、
とんでもなく強いトレーダーが
生まれる可能性があります。
まだ実験段階ですが、
これはかなり面白い研究になりそうです。
今後どう変化していくのか。
ぜひ楽しみにしていてください。


