【限定5名】“見えない力”体験セッション、満席御礼!

夏休みという名の長期戦を終え、
我が家は完全に崩壊していました。
事の発端は、実家への帰省です。
そこには妹家族も集結していたのですが、
妹の子どもは
「ゲーム無制限・テレビ見放題・YouTube浴び放題」
のデジタル天国を謳歌中。
人さまのお子さまの教育方針に口を挟むわけにもいかず、
私はただ生暖かく見守るしかありませんでした。
当然、我が子たちもその悪魔的な快楽に秒速で染まります。
「実家だし、特別だしね……」と自分に言い訳をして過ごした一週間。
夏休みが終わり、涼しい北海道の我が家へ帰宅した瞬間、
地獄の蓋が開きました。
「ゲームやりたい!」「テレビ見たい!」「YouTubeつけろ!」
完全にデジタル中毒の禁断症状です。
気がついたら画面にかじりつき、
隙あらば二人でリモコンの奪い合い。
「私の番!」「これつまらん!」と、
リビングでは毎日仁義なき姉妹戦争が勃発。
家の中が荒れ狂い、私と妻の精神ゲージは限界突破寸前でした。
そこで私は、実力行使に出ることにしました。
深夜、子どもたちが寝静まったリビングで、息を潜めて作戦決行。
我が家のテレビを、ぐるりと180度、
完全に壁側に向けてやりました。
番組もアマゾンプライム、ディズニープラスも見れない
ただ大きい物体と化した真っ黒なテレビ
この時ほど、壁掛けテレビにしなくて
良かったと心から思ったことはありません。
翌朝起きてきた子どもたちの絶望たるや。
「画面が見えない!」「戻してよ!」と1日目は文句たらたら、
この世の終わりのような大騒ぎでした。
しかし、私たち親サイドは一切動じません。
「テレビは喧嘩の元、一週間、反省しなさい」と真顔でスルー。
すると、奇跡は3日目に訪れました。
視界から画面が消えたことで諦めがついたのか、
リビングが明るい穏やかな家庭に戻ってきたのです。
ふと見ると、あんなに画面中毒だった子どもたちが、
黙々とお絵描きを始め、空き箱で工作を作り、
気づけば「ねえ、ドリルやっていい?」と自ら勉強を始めているでは
ありませんか。
あの荒れ果てたリビングはどこへやら。
急に安心・安全の穏やかな空間へと生まれ変わりました。
人間、目の前に刺激物があるから欲しくなる。
「環境が人を作る」とはよく言ったものですが、
テレビの背中を見せるだけで人間性がここまで回復するとは
思いませんでした。
我が家の平和を取り戻した黒い真四角の背中を、
私は今日も拝んでいます笑。


