新紙幣で金運UP!財布の記憶とは?
先日、48期の新しいレッスン生を募集するための
個別説明会を行っていました。
その中で、改めて感じたことがあります。
それは、
「情報を集めること」と
「自分を変えるために学ぶこと」は、
似ているようで、まったく違う
ということです。
今回お話しした方は、投資について非常によく勉強されており、
特に企業業績や経済情勢など、
ファンダメンタルズを重視されていました。
一方で、テクニカル分析に対しては、少し懐疑的なご様子でした。
そのため、説明会ではたくさんのご質問をいただきました。
もちろん、質問すること自体は、とても良いことです。
疑問を残したまま学び始める必要はありませんし、
自分のお金に関わることですから、慎重になるのも当然です。
ただ、お話ししているうちに、少しだけ違和感を覚えました。
「新しい考え方を知りたい」というよりも、
「自分が今まで考えてきたことが正しいと確認したい」
「テクニカル分析の弱点を見つけたい」
という方向に、質問が向いているように感じたからです。
これは決して、その方だけの話ではありません。
私たちは誰でも、すでに持っている考え方と違うものに出会うと、
無意識に反論の材料を探してしまいます。
特に、長く投資をしてきた人ほど、
「自分なりの考え方」が完成しています。
そのため、新しいことを学びに来ているはずなのに、実際には、
自分の考えを守るために質問してしまうことがあります。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
ファンダメンタルズとテクニカル分析は、
本来、どちらが正しいかを競うものではありません。
企業や経済の方向性を考えるのがファンダメンタルズ。
実際に、どの価格で入り、どこで待ち、
どこで撤退するかを考えるのがテクニカル分析です。
たとえば、
「この会社は将来性がある」
という判断が正しくても、買う価格が高すぎれば、
長い間含み損を抱えることがあります。
反対に、チャートだけを見ていても、
企業の前提が大きく崩れていることに気づかなければ、
判断を誤ることがあります。
どちらか一方を否定するよりも、
それぞれの役割を理解し、使える部分を組み合わせた方が、投資はずっと安定します。
そもそも、投資である程度の結果を出すこと自体は、
極端に難しいことではありません。
インデックスファンドや債券などを適切に組み合わせ、
長期・分散・低コストを守っていけば、資産形成の基本的な土台はつくれます。
ところが、しばらくすると、
多くの人に少しだけ“スケベ心”が出てきます。
「もっと早く増やしたい」
「この個別株なら大きく上がるかもしれない」
「自分なら、もう少し上手にできるはず」
そして、順調だった運用に余計な売買を加え、
かえって資金効率を下げてしまいます。
ここで必要になるのが、
・最低限のテクニカル分析と、
・再現できる運用の仕組みと、
・自分の感情を整える力です。
この3つがあるだけで、5年後、10年後の資産には、
平気で数千万円は差が生まれる可能性があります。
ところが、投資経験が長くなるほど、難しくなることがあります。
それは、
「いったん、自分の考えを横に置くこと」
です。
これは、私自身も投資以外の分野を学ぶとき、かなり意識しています。
先生の話が自分の考えと違っても、すぐに反論しない。
まずは、
「なぜ、この人はそう考えるのだろう?」
と、その人の前提や経験まで含めて受け取ってみる。
そして、一度試してから判断する。
実際、成長が早い受講生には、共通点があります。
たくさん質問はします。
しかし、その質問は相手の間違いを探すためではなく、
「自分が理解して実践するための質問」
なのです。
年齢や経験を重ねるほど、自分の考えを手放すことは難しくなります。
一方で、すでに大きな成功を収めている方ほど、
驚くほど謙虚で、素直に人の話を聞かれることがあります。
成功しているから謙虚なのではなく、
新しい考え方を受け入れられるからこそ、
成功を積み重ねてきたのかもしれません。
投資で人生を変えるために必要なのは、
情報をたくさん集めることだけではありません。
自分とは違う考え方に出会ったとき、
否定する材料を探すのではなく、
「ここから何を学べるだろう?」
と考えられること。
その姿勢が、遠回りに見えて、
実は成長への一番の近道なのだと思います。
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