田中俊プロのご紹介
中古カメラ・レンズに価値を見いだし買い取り。海外への販路を強みに適正に査定(2/3)
壊れていても買い取りが可能。希少価値を見極めるため丹念にリサーチ
アエルカメラは、海外を中心に広い販路を持つことが特長です。世界のマーケットで、日本の中古品は「ユーズド・イン・ジャパン」と呼ばれ、数年前からブームだとか。
「日本人は几帳面で物を大切に扱う人が多く、コンディションの良い商品が多いことからブランド化されています。フィルムカメラの市場でも国内の在庫数はかなり豊富。欧米やアジア圏など各国から『ぜひとも購入したい』という要望が数多く寄せられ、ニーズは高まる一方です。プロの写真家からも引き合いがありますね」
査定のポイントは、レンズの保存状態やカビ・キズの有無などですが、本体が壊れていても買い取りが可能な場合があるそう。
「修理できるものは、当方でメンテナンスいたします。部品だけが使える場合もあるので、『売れるわけがない』と諦めていたものでも一度お声掛けいただきたいですね」
顧客が持ち込むカメラの中には珍しい製品もあって、田中さんは、価値を見誤らないよう丹念なリサーチを心掛けています。
「以前、収集家の方から、若い時にお金をためて買ったというプロ用の機器についてご相談を受けました。当初、年代や型番を聞いても分からず、お時間をいただいて調べてみると、報道機関用に100台ほどしか製造されなかった貴重な限定品と判明しました。結果をお客さまにお伝えすると、『ここまできちんと私の話を聞いて調べてくれたのはあなただけだ』とお喜びになり、200台ほどのコレクションを全て当店にお売りくださいました」
<次ページへ続く>
田中俊プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。