相続の勘違い
名義変更で止まる相続
相続の話し合いがまとまると、
ほっとする空気が流れます。
けれど、本当の手続きは、
そこから始まります。
できることなら、
その後の手続きも静かに進み、
日常が大きく揺れないこと。
それが、穏やかな相続のかたちです。
遺産分割の話し合いが終われば完了ではありません
相続は、
遺産分割の話し合いが終われば完了
ではありません。
実務では、
「名義変更」で止まることが少なくありません。
・預貯金の解約
・不動産の名義変更
・証券口座の移管
・保険金の請求
それぞれ窓口が違い、
必要書類も異なります。
戸籍の収集だけでも、
思った以上に時間がかかることがあります。
相続税がかからなくても、
これらの手続きは必ず必要です。
「話し合いは終わったのに、前に進まない」
そう感じる場面が、
意外と多いのです。
大切なのは、 事前に“情報をまとめておくこと”
名義変更で止まらないために、
特別な知識が必要なわけではありません。
大切なのは、
事前に“情報をまとめておくこと”です。
・どこの金融機関に口座があるのか
・どんな不動産を所有しているのか
・証券や保険はあるのか
一覧になっているだけで、
手続きの負担は大きく変わります。
相続は、
税金の問題である前に、
段取りの問題でもあります。
少し整えておくだけで、
止まらない相続になります。
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岡崎総合会計事務所
税理士 岡崎 俊視



