想いが残っていなかった相続
誰が動くのか、決まっていないまま
相続が終わったあと、
「一人だけが大変だった」
そんな思い出が残らないこと。
それも、相続を穏やかに進めるための
大切な視点です。
手続きを早く終えることよりも、
家族それぞれが、
無理のない形で関われること。
そこが整っていると、
相続の時間そのものが、
違って見えてきます。
「誰がやることになっているのか」
相続の手続きは、
誰か一人が動き始めないと進みません。
けれど、
「誰がやることになっているのか」
それが決まっていないご家庭は、
決して少なくありません。
長男だから。
近くに住んでいるから。
なんとなく。
そうした曖昧さのまま時間が過ぎ、
気づけば、負担が一人に集中してしまう。
誰も悪くないのに、
話が進まなくなる相続もあります。
少し役割を意識しておくだけで
役割は、完璧に決める必要はありません。
「書類の確認はこの人」
「連絡はこの人」
それくらいの分け方でも、
動きやすさは大きく変わります。
相続は、
手続きの問題である前に、
人の動きの問題でもあります。
少し役割を意識しておくだけで、
一人に負担が偏ることなく、
穏やかに進めることができます。
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岡崎総合会計事務所
税理士 岡崎 俊視



