人材開発支援助成金活用で、AI講座助成金受給できない落とし穴に注意して!
IT導入補助金2025
https://it-shien.smrj.go.jp/download/grantdecision_list/
IT導入補助金2025は、1〜6次締切分を通じて採択率が昨年度より大きく下がっています。特に通常枠は30~40%台前半で推移しており、申請内容の質が採択を左右する状況となっています。
【最近の採択率は40%前後】
最新の6次締切分の採択率は以下のとおりです。(11日(木)公表)
・通常枠:35.4%(2,624件/938件)
・インボイス枠(インボイス対応類型):44.9%(7,464件/3,355件)
・セキュリティ対策推進枠:44.3%(106件/47件)
昨年度は70~90%台だったことを踏まえると、本年度は明確にハードルが上がっています。特に通常枠は3次で30.4%まで下がり、その後も35%前後で推移しています。採択の前提として「減点されないこと」「加点を積むこと」が重要事項にになっているという印象です。
【加点要件の達成可能性を必ず確認】
本年度は、賃上げ計画などの加点を申請して採択されたにもかかわらず未達となった場合、その後18カ月間の他補助金申請で大幅減点となります。
安易に賃上げ計画を盛り込むと、翌年度以降の他補助金への影響が大きくなる可能性がありますので、
・加点の必要性
・計画の達成可能性
・数値の妥当性
この3点を今一度確認したうえで申請するようにしないといけないと思います。
賃上げ計画で顧問税理士先生とじっくり相談して計画書を作成しない場合、不採択になる可能性が高いのが今年の採択結果を見れば分かりますので、注意事項として認識をお願い致します。
個人的には中小企業投資省力化投資補助金(一般型)の採択率が約65%より、省力投資補助金(一般型)で相談対応させて頂きたいです。



