環境配慮型コインランドリーについて
当社では洗濯事業の中のリネンサプライ事業を主軸にしています。
リネンサプライ業というと一般の方々にはあまりなじみのない言葉だと思いますが、リネン(シーツやタオル等)をお客様へ貸出・供給(サプライ)をして使用後のリネン物を持ち帰った後、きれいに洗濯して再度お客様へ貸出を行います。
リネンサプライ業のサービスは医療機関や福祉施設、飲食店やホテルなど様々な業種のお客様へ貸出をさせて頂いてますが、当社では宮島島内の宿泊施設への貸出を行っています。
当初事業を引き継いだ際には「ベッドや布団・バスタオルのサイズがホテル毎に違うのに貸出で仕事をするのは大変じゃないか」と思っておりましたが、当社が十分な在庫を持つことでお客様がシーツ類の在庫管理をするよりも業務負担の軽減や在庫不足による急ぎの対応がなくなることに気づき、お客様と相談を重ねて徐々に当社からのリネンサプライへと変更して頂きました。
業務面では負担の軽減ができてきた一方、費用面では仕入額がかなり増加しました。
また貸出品が古くなる前に新しい貸出品を入れていかなければならず、品質の向上と貸出品の寿命を1回でも長くすることが当社の利益に直結することが当時洗濯の素人だった私でも理解でき、洗濯方法の見直しや汚れを落とす技術(しみ抜き等)を学ぶ必要がありました。
当初はしみ抜きの機械も持っていなかった為、機械の導入を行い、洗剤や薬剤の勉強をしていく中で徐々に「白い物を白く」できるようになりました。
写真は掛布団カバーに付いた汚れです。
当社ではスタッフさんが業務中に空き時間を作っては写真のようにきれいな状態に戻してます。
何百枚もあるシーツ類に対して、この作業は非効率かもしれませんが技術があれば捨てないといけなかった商品が、ものの数分できれいになり、通常の貸出品として1日でも長くきれいなシーツを使えることができます。
島内の観光事業を支える業者としての自負を持ち、これからもスタッフと楽しく技術研鑽と成長をしていきたいと考えています。 




