リネンサプライの仕事
日中は太陽もあり過ごしやすいですが、徐々に朝晩の冷え込みが厳しくなってきています。
異常気象により年々衣替えの時期が難しいといわれていますが、夏服の衣替えの際にしまい洗い
をされていますでしょうか?
40℃前後の酷暑の中、汗や皮脂・その他の汚れが付着してしまい洗濯していても衣類に残っている場合には、来年着る際にクローゼットから出した際に変色や見たことのない汚れが出ていることがあります。
これは衣類等に残留していた汚れが、時間の経過とともに腐敗・変色して出てくる現象です。
除去方法としてSNSやテレビ等でもオキシ漬けやワイドハイターでの漬け込みも聞いたことがあると思いますが、バケツや洗面台で温水と酸素系漂白剤で漬け込み後に洗濯を行うと白い衣類は特に輝いて見えます。
ただし繊維によっては色が抜けたり・生地が傷んだりすることもあるので説明書きをしっかり読んで行ってください。
この写真は夏に相談を頂いた衣類です。
着用しようと思いクローゼットから出したところ大きな茶色のシミがあり、相談を受けました。
この時には酸素系漂白剤の漬け込みはせず、しみ抜きで処理後にしっかり水洗いを行いました。
衣替えには時間もかかりますが、来年も暑くなりそうですし、少しお時間ある時に「しまい洗い」を行うことで来年もきれいな状態で素敵な服を着用できると思いますのでお勧め致します。



