リノベーション➄～築100年の古民家を宿に　

古民家宿　welcome さこちゃん・ち　へ　コンバージョン

築100年を超えた古民家を宿に再生
庄原の里山暮らしが体験できる宿に

会社を定年退職後にご夫婦が
東京と庄原での2拠点生活をされています

再生はたくさんあった荷物の整理からはじめられました
建物の再生した後は庄原花会議に参加され　お庭の整備
設置した薪ストーブのための薪づくりと
里山暮らしを実践されています

地栂の丸太ベンチでお出迎え

お施主さんの東京で見かけたベンチのお話を聞いて
材木やさんと大工さんに相談して施工
和室にあがる踏み板とベンチをかねています
運び込みには6人がかりで

ブリッジで2階をつなぐ

現リビングなる位置にあった階段をとりはらい
住居棟の2階から母屋の2階へアクセス
ブリッジをわたりながら　この家を100年支えてきた
大きな梁の側の近くで見ることができます

薪ストーブと大きなテーブルに人が集まる

囲炉裏があった場所を含めての吹く抜けの大空間に
あたたかさを提供する薪ストーブと
存在感のあるウォールナットのテーブルで
お客様をおもてなし
同窓会や音楽会に利用されています

古民家再生から約13年が経ち
先日もこれからの生活についてのお話をうかがいました
この空間のこれからの使い方　この宿の継ぎ手
自分たちの住まいについて
人生の最後まで選択は続いていくのだと思います