緊張型頭痛
この度の西日本豪雨により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
また猛暑が続きます、ボランティア活動のかたを含め熱中症にはくれぐれもお気をつけてください。
*熱中症についてはブログにて詳しく説明をしております。参考にしてください。
本日は食事と片頭痛の関係についてです。
片頭痛は一因で頭痛がおこるのではなく、精神的ストレス、睡眠時間、気候の変化、生理など様々な要因で頭痛がおこるといわれております。
その要因でもあまり気にされないのがお食事や嗜好品です。
実際気にしすぎても頭痛には変化ないことがおおいのも事実です。
ただ、人によってはコンディションによってはお食事や嗜好品が必ずといってもいいほど頭痛の発症やその抑制につながることがあるのです。
ある30代のキャリアウーマンのかた
○○さんは片頭痛もち。
生理の前、睡眠過多になりやすい週末には必ずといっていいように頭痛がきてました。
生活習慣を改善しました。
睡眠時間を一定にして平日も休日も7時間。
6時半起きの彼女は夜は11時半までには床に就くようにしました。
日曜日も同じです。
そして、お食事とアルコール、コーヒー。
お食事は日本食を主体にしました。
飲酒は少なくして、生理前など頭痛が起こる時期はさけるようにしました。
珈琲を日に四杯から五杯のんでましたが、朝の一杯のみにしました。
すると、数か月後に片頭痛は起こらなくなりました。
彼女ように徹底した生活習慣の改善をされるかたはめずらしいのですが、お食事や嗜好品まで徹底して改善された結果長年の片頭痛が起こらなくなったのです。
飲酒とお食事
赤ワインや白ワインが誘発する頭痛は有名ですね。
白ワインが誘発する頭痛はブドウの品種からシャルドネ頭痛ともよばれています。
そのほか、アルコールは頭痛を誘発しやすいので片頭痛もちのかたは注意しましょう。
オリーブオイルいっぱいのサラダ、ベーコン、ハム、ソーセージ、ナッツ、えんどう豆、チーズ、チョコレートなどが片頭痛を誘発するといわれております。
でもこれら全部をさけていたらイタリア料理やフランス料理は食べれませんね。
これらの食事はアルコールもふくめ血管拡張作用があるものなんです。
じつは、さらにオレンジュースやグレープフルーツジュース、ヨーグルトなども血管拡張する成分があるので片頭痛を誘発させます。
一方、和食の食材では
ヒジキ、ゴボウには、マグネシウムやビタミンB2などの片頭痛を予防する効果がある物質が豊富のようです。
また豚の角煮にもビタミンB2は多く含まれています。
だからさきほどの女性は和食主体に変えてから頭痛がおこらなくなったのです。
では、これら全部やめてしまうべきかといえば答えは「ノー」です。
お酒は百薬の長(一部のかたには毒)ともいわれ、オリーブオイルには動脈硬化を予防する成分があり、チョコレートに含まれるカカオには抗認知作用があるといわれます。
つまり、これらの食べ物は適度に摂取されるほうが自然であり、健康的だと思います。
もし、特定の食べ物で必ず頭痛がおこる、特定の食べ物飲み物ばかりを飲食するとういことであればそれらの食材を避けるなり、減量するなるすることが片頭痛とつきあるうのにはよいのではないかと思います。