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コラム

片頭痛とは 診断基準も掲載します 

広島の頭痛外来

2018年1月14日 / 2018年9月16日更新

当院に頭痛の訴えで受診される患者さんで最も多いのが片頭痛です。
酷い頭痛を呈することがあり、脳出血などの命に関係する頭痛と鑑別が必要な場合もありますが、片頭痛と診断されれば命には関係しません。今回は、片頭痛について基礎的なことを少し、専門的に書かせていただきます。



片頭痛は一次性頭痛の代表格です。
・頭の片側がずきずき脈打つように痛みます(拍動性頭痛)。これは片頭痛患者さんの約半分で他は両側性です。
・片頭痛患者さんの2割ですが頭痛の前に、ギザギザした光、モザイクやオーロラのような模様が20から30分間見え視野が悪くなる人がいます。これを閃輝暗点(せんきあんてん)と呼びます。閃輝暗点をともなう片頭痛を前兆のある片頭痛と呼び前兆のない片頭痛と区別します。
・このような前兆は頭痛の始まる前5分から60分間続くことが多くありますが人によっては頭痛が始まっても続くことがあります。また前兆や頭痛の前にあくびが出たり、過食、抑うつ傾向になったり、肩こりが強くなったりすることがありますがこれは予兆と呼んでいます。予兆は通常頭痛が起こる2日前から30分前までに出現します。
・片頭痛発作中には前かがみの姿勢や階段の上り下りで頭痛の症状が増悪し日常生活に支障をきたします。
・嘔気を伴い音や光に過敏になる方がいるのも片頭痛の特徴です。過敏状態になるので発作時は部屋を暗くして、テレビも消して寝込むようになります。
・発作時間は4時間から72時間程度続きます。
・日本人100人中に8から9人の片頭痛患者さんがいると言われており、30から40歳代の女性に限ると5人に1人が片頭痛患者さんになります。
・片頭痛はとても辛い頭痛であり頭痛外来の患者さんの多数を占めると言われております。統計によっては半数以上と言われております。

頭痛の国際的な診断基準である国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)より
片頭痛の診断基準は以下のようになっております。
1.1 前兆のない片頭痛の診断基準
A. B~D を満たす発作が5回以上ある
B. 頭痛発作の持続時間は4~72 時間(未治療もしくは治療が無効の場合)
C. 頭痛は以下の4つの特徴の少なくとも2項目を満たす
1. 片側性
2. 拍動性
3. 中等度~重度の頭痛
4. 日常的な動作(歩行や階段昇降など)により頭痛が増悪する、あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける
D. 頭痛発作中に少なくとも以下の1項目を満たす
1. 悪心または嘔吐(あるいはその両方)
2. 光過敏および音過敏
E. ほかに最適なICHD-3の診断がない
前兆のある片頭痛
1.2 前兆のある片頭痛の診断基準
A. BおよびCを満たす発作が2回以上ある
B. 以下の完全可逆性前兆症状が1つ以上ある
1. 視覚症状
2. 感覚症状
3. 言語症状
4. 運動症状
5. 脳幹症状
6. 網膜症状
C. 以下の4つの特徴の少なくとも2項目を満たす
1. 少なくとも1つの前兆症状は5分以上かけて徐々に進展するか、または2つ以上の前兆が引き続き生じる(あるいはその両方)
2. それぞれの前兆症状は5~60分持続する
3. 少なくとも1つの前兆症状は片側性である
4. 前兆に伴って、あるいは前兆発現後60分以内に頭痛が発現する
D. ほかに最適なICHD-3の診断がない、また、一過性脳虚血発作が除外されている

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当院は予約なくても受付時間内でしたらいつでも受診されてください。
初診のかたは初診受付というシステムもつかっております。
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*当院の前の道路(江波線を東に一本入ります)は南から北の一方通行ですのでお気をつけください。

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