マイベストプロ広島
橋口貴志

後見人・遺言・尊厳死など老後のプロ

橋口貴志(はしぐちたかし) / 司法書士

一般社団法人 人生サポートセンターきらり 司法書士法人 ありがとう

コラム

職員のつぶやき「エンディングノートあれこれ」

2013年7月29日

テーマ:橋口司法書士事務所 職員のつぶやき

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: エンディングノートお墓

はじめまして。事務局最年長プラチナ世代の新人太田です。
若い先輩方の指導を受けながら、
会員様のお役に立てるよう日々奮闘いたしております。
今後ともよろしくお願いいたします。

さて、エンディングノートの認知度について
60歳以上の男女にリサーチしたインターネットの結果によりますと、
男性は35%、女性は54%の方がご存知でした。
(サンプル数は男性2422名、女性は1011名)

また、エンディングノートの必要性については、
男性は「家族や周囲の人に対する感謝を伝えたい」
「財産や負債について伝えておきたい」、
女性は「自身の葬儀や墓の希望を伝えたい」
「終末期医療の希望を伝えたい」などが上位にきました。

エンディングノートには家族や周囲の人に
感謝のメッセージを書き記すページがありますが、
どうも女性は下書きの際、苦言を書いてしまいがちだとか。
ある終活セミナーの講師は笑いを交えながら
「くれぐれも感謝の気持ちだけ!」を書き残してくださいねと
力説されていました。

ところで、エンディングノートのルーツっていつ頃なのでしょう。
家訓や家業の心得を子孫に書き残す人は昔から多くいたようですが、
自身の葬儀や墓についても書き残した人はいたようです。
永井荷風は「断腸亭日乗」の中で~葬式無用。
直に火葬場に送り骨は拾うに及ばず~(要約)と書き記し、
正岡子規は「飯待つ間」の中で~道端か原に葬り、土饅頭を築いて貰いたい。
やむなくば沢庵石のようなものを3つ4つ~(要約)と書き残しています。
さてさて、先述のお二人は書き残したとおりエンディングを迎えたでしょうか。
実はお二人とも願いは叶わず、・・・・とても立派なお墓があります。
それはそれで幸せなことですね。


(以下は、外部サイトへのリンクです。)
▼一般社団法人 人生安心サポートセンター きらり
http://kirarihiroshima.info/

▼橋口司法書士事務所
http://www.shihou-hashiguchi.com/

▼橋口司法書士事務所Facebookページ ぜひ「いいね!」をお願いします。
http://www.facebook.com/hashiguchi0825117000

▼一般社団法人人生安心サポートセンターきらりFacebookページ ぜひ「いいね!」をお願いします。
http://www.facebook.com/kirarihiroshima

この記事を書いたプロ

橋口貴志

後見人・遺言・尊厳死など老後のプロ

橋口貴志(一般社団法人 人生サポートセンターきらり 司法書士法人 ありがとう)

Share

関連するコラム

橋口貴志プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ広島
  3. 広島の法律関連
  4. 広島の遺産相続
  5. 橋口貴志
  6. コラム一覧
  7. 職員のつぶやき「エンディングノートあれこれ」

© My Best Pro