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貴舩裕子プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

発達障害

「発達障害」と言われる状態とは?調整・改善へとつなげる

当センターの心理相談室へも、環境の変化に付いていけず社会への適応に不慣れな方で苦しみを感じ、
サポートのご依頼をいただくというケースが非常に多いです。俗に”発達障害”と診断される方も多い社会不慣れな方のケースでありますが、どのような理屈で個人のステータスを評価していけばよいのでしょうか。

脳の構造は、古代脳(別名:反射脳、広義で「脳幹」と言われている部分となります)・新性能(別名:情動脳、ヒトにおける思いの発達を促しており「大脳辺縁系」また「大脳基底核」が含まれます)・理性脳(思考の蓄積に働きかけ「大脳新皮質」や「大脳旧皮質」、また「小脳」が含まれます)と、これら3つの要素から成り立っています。

また、物事を認識することを“記憶する”と言いますが、記憶は「海馬」という脳の一部分を通し、古代脳に蓄えられます。古代脳は、生物が生きるために本来もっているもので徐々に脳の外へと成長して、思いや心・愛の世界を育てる新性能へと蓄積されて行きます。

つまり、段々と高次の脳へと成長を遂げていくのですが、この部分で「発達障害」の人は過敏な状態になっています。自分の認識、安心感、信頼感、他者との区別、社会との共通認識等の成長が阻害され、感情の起伏が増幅して安定しなくなるのです。

しかし、「障害」と言っても過敏な状態を調整・改善することは可能なのです。「発達障害」の人は、敏感であるがゆえに不安定ではありますが、直感的な感覚に優れていて、”これからの人”と広い見方で捉えることもできるでしょう。

では、なぜこのような敏感な古代脳の状態になっているのでしょうか?それは、体質や養育過程が主に関係しています。体質というのは、両親からの遺伝的な体質(ゲノムではない)もありますが、食べ物(食育)もあります。また、家庭内の人間模様が大きく関っている事もあります。

ですから、複雑な因子が絡み合って敏感な状態を形成している訳ですので、丁寧に内省・内観して一緒に振り返ることがまずは必要となります。納得していただき、身体の施術や自己理解が進みますと段々と身体が元気になります。エネルギーが湧いてくると、心が落ち着いていきます。

いつ頃から「〇〇障害」と診断されたのかにもよりますが、焦らずに一歩を踏み出すことで現状が調整・改善されていきます。特に当センターにおきましては”手技道”による身体方面から矯正を行う事のできる施術、”心理カウンセリング”による自身と向き合うスペースを設けておりますので、多々の角度からあなたの悩みにお答えする事ができます。

まずは、お気軽にご相談ください。

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貴舩裕子
専門家

貴舩裕子(公認心理師)

ココロとからだバランスセンター

公認心理師・臨床心理士として学校やクリニックで心の問題に向き合い、丁寧な傾聴と寄り添う姿勢でカウンセリングします。健康な心には、体の痛みを取り除く必要があり、「手技道」「ヘッドスパの施術も行います。

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