なぜ、多くの人はワクワクを忘れたのか?/文明・構造(思想)編(2-3:良いドーパミン/悪いドーパミン)
2025年度が終わる
早くも、今年度が終わる。
8期目が終わり、明日から9期目だ。
今年度も多くの挑戦をし、多くの学びを得た。
毎年そうだが、今年の学びと決断は極めて大きなもので、
今後の経営を大きく変えた。
まさに大変(大きく変えた)な年だった。
夏の大失敗
一昨年の反省をうけ、6,7,8,9月まで作付けしていた枝豆を
6,7月までにして、そこに集中する計画を立てた。
しかし、作付けのリレーにおける
播種から収穫までの日数計算を間違ったため、
膨大な枝豆が、まとめて収穫期を迎え、大部分を収穫できなかった。
さらに、収穫をあきらめた畑が草ぼうぼうになってしまい
肉体的にも精神的にも追い詰められた。
冬の販売不振と漬物業者
冬の大根は大丈夫だろうと臨んだが、
11月、12月はあまり売れず、
昨年の半分くらいだった。
多くの産地で豊作だったかららしい。
必然的に大根も余る。
夏の悪夢を思い出し、とにかく、ファームドゥ以外の販売先を模索した。
多くの奇跡が重なって、「したら」という漬物業者への販路が開けた。
ファームドゥ向けの販売は、1,2,3月も相変わらず、
したらへの販売でなんとか最悪の事態は免れたものの、
売上は大いに未達となった。
今年の学びと決断
何の迷いもなく、以下を決断した。
夏:大幅縮小
・猛暑では、作物も人間もムリ!
・とにかく最低限の作付け
・草は小指くらいの大きさのうちに除草
・なるべく作付けせず、トラクターで除草
冬:漬物業者+ファームドゥの2本柱
・ファームドゥにはL,LLの良品を売れる分だけ出す
・残りは漬物業者へ
・作付けも売れる分だけにする。
全体:大規模化・機械化へ全振り
・これまでは手作業のMAX(家庭菜園の最大規模)だった。
・今後は、計画的に機械化する。
・販売先も加工用を主とする。
社長業
昔から作業をしてはダメ!と言われたし、そう思ってきた。
作業者が出来ることは、作業者にやってもらうべきだ。
しかし、どうしても、経費の節約のためなど、
貧乏性が出てしまい、私も作業してしまっていた。
しかし、ついに、社長業をするときが来た。
もう、作業をしている場合ではない。
作業をしている時間はない。
構想を練り、
仕組みを考え、
資金を集め、
人を集め、
設備を導入し、
販路を開拓せねば、生き残れない。
農業戦国時代の幕開け
これまでは、「農家」といわれる個人経営の小規模事業体がメインで、
かつ、無数に存在して、この国の農業を形成してきた。
しかし、そこそこの規模の嬬恋のブランドキャベツ農家でさえ、廃業する時代だ。
しかも、その廃業する農家を吸収してより大規模になる嬬恋農家が存在する。
日本の戦国時代もそうだった。
群雄割拠の前は、一つの国(例えば三河の国とか)の中に、
相当数の国衆(土豪)がいて、それぞれの領地を治めていた。
そこから勝ち抜き戦が繰り広げられ、
北から言うと、
伊達、最上、佐竹、上杉、北条、武田、徳川、織田、毛利、長曾我部、島津などが、
地域制覇した。
例えば、長曾我部氏などは、土佐の国(高知県)の中の小さい領主の一人にすぎなかったが、四国を統一した。
耕地面積と農家の数
なので、耕地面積は減らない。
一部のマスコミが、高齢農家が大量離農すると、
耕作放棄地が激増し、自給率がさらに下がる!と
危機を煽っているが、
私はそうは思わない。
嬬恋のキャベツ農家の例を見るまでもなく、
一つ一つの事業体の規模が大きくなるだけだ。
近いうちに、1地域/1農家みたいになるだろう。
全く不思議ではない
戦国大名の例はちょっと古すぎた。
商業界、工業会、金融業界、全て同じだ。
始めは無数に小規模の企業が乱立し、
最後は巨大な2つか3つの大企業に収れんする。
ついに農業界にも同じことが起こる。



