世捨て人になる!/文明・構造(思想)編(2-9 :社会にも他人にも自分にも期待しない。それでも淡々と積む)
漬物用大根による大改革
ブログ1で以下があったと書いた。
1.作業工程の構造変化・効率化
2.ロスの激減
3.ファームドゥの定価での完売率向上
4.粗利の確定
5.精神の安定
6.大規模化、機械化への意欲
7. 洗い場増設してみたら、より柔軟になった
今回は、4、5について書く。
改革・変化その4.粗利の確定
漬物屋は全量買い取りだ。
基本、1000kg/日出荷する。
おのずと、その日の代金が決まる。
手数料など控除されないので、代金=粗利となる。
これまでのファームドゥは、値付けして、出荷しても、
・実際にいくらで売れるかわからない(売れないと値引きされる)
・実際に何本売れるかわからない
・実際に売れた金額から手数料が引かれる
ので、粗利が確定しなかった。
しかし、前回のコラムに書いた通り、
・売れる分だけ
・L,LLサイズのA品だけ
出荷するようにしたので、
ファームドゥ出荷分も
ほぼ、粗利が確定するようになった。
こうして、その日の出荷量=粗利となった。
粗利ーコスト=売上利益
その日のコスト≒ほぼバイト代は、計算できる。
となると、粗利、コストが確定するので、
その日の売上利益もほぼ確定できる。
これで漸く、日々の仕事の結果が、赤字なのか黒字なのか、
その日に分かる。
私の報酬、消耗品費、ガソリン代、事務所維持費なども含めた
一般管理費を差し引いても、営業利益が残ることが、
だいたい分かる。
精神の安定
世の経営者はだいたい同じだと思うが、
日々考えているのは
・今日の収支
・今のキャッシュ量
・今後のキャッシュフロー(金が足りるか足りないか)
だと思う。
・今日の収支が黒字で、
・今のキャッシュ量が必要十分にあり、
・今後のキャッシュフローも成立目途が立っている、
この状況が、何よりの精神安定剤だ。
漬物屋向けの大根を始めて、
やっと、この精神の安定を手に入れた。
次の一手
こうなって初めて、経営者は作業者から解放される。
作業はバイトに任せて、
「次の一手」を考え、打つことが出来る。
「自分にしかできないこと」に集中できる。
余裕があって初めて、攻めの姿勢をとれる。
待って初めて、チャンスをつかめる。
良いアイディアも浮かぶ。
もちろん、窮地に追い込まれた時にも同様のことが起きるが、
私はなるべく、余裕が欲しい。
漬物屋向けの出荷により、
漸く、私は「精神の安定」と「次の一手」を手に入れた。
本当に有難い。



