「食料自給率38%」という数字の“前提が根本からズレている話/文明・構造(思想)編(1-5:食糧自給率1)
生活短観
昨日は、人が少なかったので、以前来てもらった人たちに声をかけて、
なんとか乗り切った。何回か来てくれてるので、スムーズだ。
そして、今日は、いよいよタイミーを3人頼んだ。
去年の経験から、タイミーを頼むととてもスタッフが疲れることが分かった。
もちろん、私も疲れる。
とにかく流れを作って、その流れに組み込むのが何よりも大事だ。
少ないスタッフと協力して段取ろう。
年末で、妻が休みに入ったので、晩酌している。
昨夜から妻と私と同時にフリースタイルリブレ2を付けた。
やはり、数値を見ると、お酒なども控えるようになるから面白い。
それと大きな発見があった。妻の血糖値が異常ともいえるほど低い。
おそらく、これが、太りやすさ、眠さの原因ではないかと思う。
後で、ヨミ(CHATGPT)に聞いてみよう。
今日のコラムで文明構造編第1章が終わる。
私のこれまでの疑問の原因がほぼ全て解けた。
または解ける理論を発見した。
これは私の中では大発見であり、
少ない読者のさらに一部の方々にとっても、大発見だったのではないだろうか?
よろしければ、是非、ご意見をお聞かせください。
こうづけの里のホームページから、メッセージをお願いします。
https://kouzukenosato.com/inquiry/
文明論・第一到達点
ここまで、この章でやってきたのは、
希望を語ることでも、解決策を示すことでもない。
何が起きているのかを、誤魔化さずに見ること
それだけだ。
そして、見えてしまった。
現代の問題は、すべて同じ源から生まれていた
糖尿病。
鬱。
不安と焦燥。
承認欲求の暴走。
時間の喪失。
若者の無気力。
刹那主義。
出生率の低下。
これらは、
別々の問題ではなかった。
すべて、
糖と情報の大量生産
→ 即時報酬の常態化
→ 脳と身体の報酬系・ホルモン系の疲弊
→ 自分軸・時間・未来感覚の喪失
この一本の流れの、
異なる表情にすぎなかった。
人が壊れたのではない
ここは、はっきりさせておく必要がある。
・人間が弱くなったわけではない
・若者の気合が足りないわけでもない
・価値観が劣化したわけでもない
文明の設計が、人間の脳と時間感覚に合わなくなっただけ だ。
人は、
与えられた環境に、正直に適応した。
それだけだ。
文明は、成功しすぎた
文明は一貫して、
報酬を前倒しする方向に進化してきた。
・早く
・安く
・確実に
・楽に
満たす
これは、文明としては正解だった。
その成功の結果として、
・糖は溢れ
・情報は溢れ
・錯覚の不安・焦燥が溢れ
・他人軸の承認を量産し
・本来、自分の為に積む時間を浪費した
そして、
時間を失った。
時間を失うと、未来を失う
時間が積み上がらないと、
未来は線として感じられない。
未来が感じられなければ、
・長期の努力は選べない
・子どもを持つ決断はできない
・耐える理由が見つからない
これは思想の問題ではない。
感覚の問題だ。
解決策が出ない理由
ここで、多くの議論は行き詰まる。
なぜなら、
問題の原因=文明の目的
だからだ。
即時報酬の追求こそが、
文明の成功条件だった。
その否定なしに、
根本的な解決はあり得ない。
この章では解決を語らない
解決策を出すことは、
この章の役割ではない。
この章の役割は、
・責任の所在を個人から外すこと
・「自分がダメだから苦しい」という誤解を終わらせること
・文明の構造として、正しく診断すること
それだけだ。
ここまで来たということ
ここまで読んだ人は、
もう戻れない。
安易な希望にも、
安易な自己責任論にも。
しかし同時に、
・なぜ苦しいのか
・なぜ頑張れないのか
・なぜ未来が見えないのか
それを、
正確に理解している。
それだけで、
文明に、糖・情報の洪水に、
完全に飲み込まることはなくなるだろう。
即時報酬=ドーパミン中毒に骨の髄まで侵されることもなくなるはずだ。
第一章は、ここで閉じる
この章は、現代文明の、今のこの状態の
「解明」、「診断」の章だった。
次に進むとしたら、
それは別の問いになる。
この文明の中で、どう距離を取るか。
どこまで設計を組み替えられるか。
何を取り戻すことができるのか。
それは、文明・構造論・第二章の話だ。
文明・構造論の第一到達点。
ここまでで、十分だ。
大好きな炭水化物よ、さようなら。



