糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」51日目(2025/11/20)
生活短観
風邪が治らない。特に夜の咳がひどく、眠れない。
コロナでもインフルでもないが、厄介だ。
大根があまり売れない。
通常の農家の大根がピークなんだろう。
だいたいの農家は年末にピークを持ってきて、年内で終わり。
なので、今は我慢我慢。
今日でたんぱく質生活も74日目だ。
外食や惣菜、パン、おにぎり、弁当などは、ほぼゼロになった。
外で食べられるものは、基本ない。
必然的に自炊になる。
私は自営業で農業で、職場(畑)と家がとても近いから可能だが、
東京のサラリーマンには難しいね。
お弁当しかないね。
頑張れ!都会のサラリーマン!
冬の体は“酸化しやすい”という事実
冬は寒さで代謝が落ち、体の火力(燃焼力)は弱くなる。
しかし一方で、食べる量は増え、炭水化物や甘い物の誘惑も強い。
その結果、血糖スパイクが起こりやすくなり、
活性酸素(=火の粉)が大量に発生する季節である。
代謝消防隊でいえば、冬は
「火の粉が多く、家が乾燥していて燃えやすい状態」 である。
だからこそ冬は、
火の粉を食い止める“防火(抗酸化)野菜”が最も重要 になる。
今回はその中でも、
冬に最強の防火力を持つ「冬野菜三選」を紹介する。
防火野菜① ブロッコリー──“冬の抗酸化王”
ブロッコリーは冬が旬であり、栄養密度が最も高くなる。
防火(抗酸化)能力では、冬野菜の中でトップクラスである。
① スルフォラファンが火の粉(活性酸素)を強力に無害化
血糖スパイクが起きると、細胞を焦がす「活性酸素」が増える。
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、
この火の粉を強力に中和する“防火壁”である。
② ビタミンCが非常に豊富(柑橘類レベル)
冬のブロッコリーはビタミンCが特に多い。
ビタミンCは活性酸素の除去に直結する。
③ インスリンの働きを助けるクロムを含む
クロムは血糖コントロールを安定させるミネラルである。
火柱(スパイク)が小さくなれば、火の粉も減る。
冬の防火隊の隊長は、間違いなくブロッコリーである。
防火野菜② 春菊──冬に最も強くなる“抗酸化 × 鎮火”の二刀流
春菊は、冬にこそ本領を発揮する。
防火(抗酸化)と鎮火(抗炎症)の両面で突出している。
① βカロテン・ビタミンC・E の三重防火壁
春菊は抗酸化物質の宝庫である。
冬場は特に含有量が高く、
活性酸素を徹底的に無害化する。
② 特有の香り成分が胃腸の炎症を抑える
この香りこそ、春菊の武器。
冬の暴飲暴食で荒れた胃腸の“くすぶる火”を鎮めてくれる。
③ 鍋で大量に食べられる(=防火壁が厚くなる)
鍋文化に完全にフィットする冬野菜である。
冬の防火隊としては、
“ブロッコリーの火の粉処理”と“春菊の鎮火”が最強コンビである。
防火野菜③ ネギ──抗酸化と血糖コントロールを両立する“冬の万能選手”
ネギは冬が旬であり、血糖コントロールと抗酸化の両方に優れた野菜である。
① 硫黄化合物(アリシン類)が抗酸化力を発揮
ネギの辛味や香りに含まれる硫黄化合物は、
活性酸素を強力に中和する。
② インスリンの働きを助け、血糖上昇を抑える
ネギには血糖を安定させる働きがある。
火柱が小さくなれば火の粉も減る。
ブロッコリーと組み合わせると、
防火力が相乗的に高まる。
③ 冬の料理に自然に溶け込む(=継続力が高い)
味噌汁、鍋、焼き物、炒め物、なんでも合う。
“続けられる抗酸化”として冬に最も使える。
ネギは、
「実用性 × 防火性能 × 冬の親和性」
という3点で冬の防火隊から外せない存在である。
まとめ──冬の体を守る“防火三選”
血糖スパイクが起き、
火の粉(活性酸素)が増え、
体が酸化しやすい冬。
その火の粉を徹底的に防ぐ冬の三選がこれである。
冬の防火(抗酸化)三選
ブロッコリー防火(抗酸化)の王
春菊──防火(抗酸化) × 鎮火(免疫)の二刀流
ネギ──防火(抗酸化)と血糖安定の冬万能野菜
この3つを、
食事の最初に一定量入れるだけで、
冬の血糖スパイクと酸化ストレスは減る。
次回は、
冬に必要な“排出(解毒)三選(大根主役)”
を紹介する。
大好きな炭水化物よ、さようなら!



