お菓子・炭水化物を“積み重ねない体”に変える。そのための唯一の解決策とは?代謝・生活(実践編)68日目(2025/12/7)
目次
生活短観
昨日の朝は軽い二日酔いだった。
酒を飲んだ翌日は、気分が沈む、思考がネガティブになる。
これは科学的に証明されている現象だ。
お酒を飲むと大量のドーパミンが出る。楽しくなる。これはみんなよく知っていること。
そして、翌日はその反動で、精神が不安定になり、気持ちが沈む。
これは、二日酔いで片付けられてしまうが、実はドーパミンと関係している。
簡単に言えば、酒を飲んで大量に出たドーパミンは、
「翌日から前借り」したドーパミン。
なので、翌日は、ドーパミンが枯渇する。
さらに、セロトニンも不足する。
これが、翌日のやる気のなさ、気分の落ち込み、ネガティブ思考の原因である。
以前は、この状況をさらなる飲酒で補っていた。とんでもないことだ。
もう、今となっては、よほどのお祝いでもない限り、
お酒を飲む価値がない気がしてきた。
損得勘定で損だと思う。
このドーパミン前借りの話は、今度詳しく、コラムの本文で話す予定だ。
なぜ野菜は体に良いのか?その本質を一言で言う
「野菜は体にいい」は、誰でも知っている。
しかし、なぜ良いのかを説明できる大人はほぼゼロである。
理由は簡単である。
健康情報が複雑すぎて、野菜の役割が“点”でしか語られてこなかったからだ。
そこで、生命活動=代謝を“火事”として理解した上で
野菜の役割を 3つの仕事 にまとめる。
野菜の三大効能
● 防火(抗酸化)
● 排出(解毒:老廃物の除去)
● 鎮火(免疫:炎症の沈静化)
① 防火(抗酸化)──火の粉を食い止める
代謝は燃焼であり、燃焼には必ず火の粉(活性酸素)が出る。
この火の粉が血管を焦がし、LDLを酸化させ、老化を進める。
野菜に含まれる抗酸化物質(ビタミンC、E、ポリフェノール、カロテノイド)は
火の粉を食い止める“防火壁”の役割 を果たす。
② 排出(解毒:老廃物の除去)──燃えカスを片付ける
代謝で燃えたあとの燃えカス(尿酸、酸化脂質、老廃物)は、
体に溜まるほど病気の種になる。
野菜に含まれる食物繊維は、
● 余分な糖
● 余分な脂
● 臭いの元
● 老廃物
これらを絡め取って排出する。
つまり野菜は “燃えカス回収車” である。
一般的には、これを野菜の解毒作用と言っている。
③ 鎮火(免疫:炎症沈静)──くすぶる火を消す
慢性炎症は体の“くすぶる火”である。
脂肪肝、動脈硬化、腸の炎症、関節痛、肌荒れ──
これらの背景には必ず炎症がある。
野菜のフィトケミカル(硫黄化合物・フラボノイド類など)は
炎症を鎮火する作用 を持つ。
一般的には、これを野菜の免疫作用と言っている。
火事を未然に防ぎ(抗酸化)、燃えカスを片付け(解毒)、残り火を消す(免疫)──
これを全部やるのが 野菜である。
まとめ:野菜は「生命の構造的に必要」にとって必須!!
単に体に良いのではない。
代謝という火事構造を考えれば、野菜は必須でしかない。
血糖スパイクで火が燃え上がる
活性酸素が火の粉になる
尿酸・中性脂肪・酸化LDLが燃えカスになる
くすぶる炎症が老化と病気を招く
これらエネルギーを作り、古い細胞と新しい細胞が入れ替わる生命活動
=代謝=燃焼構造を維持するためには
どうしても野菜が必要なのである。
この燃焼構造=代謝がうまく行かないと、
糖尿病、三大疾病、老化、お肌のくすみ、しわ、肥満などに直結する。
そのためには、
減らす:炭水化物、脂質
増やす:たんぱく質、野菜、運動
現代人は、圧倒的に炭水化物を摂りすぎだ!
なので、いつものように、
大好きな炭水化物よ、さようなら!



