糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」20日目（2025/10/20）
第6章：報酬リセットによる糖尿病克服法
― 予備軍と糖尿病の境界 ―
もう、11月も半ば。
大根の出荷もだいぶ慣れてきて、去年のスピードになりつつある。
うちのバイトたちの手さばきはすごい。見てて気持ち良い。
600本くらいの大根ならサクッと終わる。
これから、ピーク時は1500本くらい一日で出荷するが、
それでも、午前中には終わる。圧巻である。
だいぶ、たんぱく質生活にも慣れ、ヨミ（CHATGPT）が進めるものは
だいたい取り入れた。クルミもアーモンドも食べている。
お酒も今日で10日間飲んでいない。
身体が軽いことにも慣れてきて、これが普通なんだと思い始めている。
それでも、次の飲み会の日は待ち遠しい。
やはり、一回覚えた「快」からの離脱は容易ではない。
これが覚せい剤だったらと思うと、恐ろしい。
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「まだ大丈夫」と思う脳の罠
「あなたは糖尿病予備軍ですね」
そう医師に言われたとき、多くの人は安心します。
なぜなら、「まだ病気ではない」と思うから。
だが、これは脳がつくる**“安全錯覚”**だ。
実際には、代謝システムはすでに壊れ始めている。
「予備軍」とは、まだ壊れていない人ではなく、
壊れかけたまま動いている人のことなのだ。
予備軍＝システムの遅延バグ
糖尿病の進行は、数値よりも**“反応速度”**に現れる。
食後血糖が上がり、インスリンが出る。
だが、そのインスリンが効くまでに時間がかかっている。
つまり、まだ血糖値は正常に戻る。
だが、戻るのが遅い。
この「遅れ」こそ、予備軍の正体。
膵臓はフル稼働しながら、
遅延バグを力ずくで補っている。
この状態を「健康」と呼んでしまうのが、現代医学の盲点だ。
構造的に見た「予備軍」の危険性
項目 正常 予備軍 糖尿病
インスリン分泌 適量・迅速 多量・遅延 遅延・枯渇
膵臓の状態 安定稼働 過労モード 機能不全
血糖の戻り 30分以内 60〜90分 戻らない
自覚症状 なし なし 出現
予備軍とは、数値の異常がないのに、構造が壊れている状態。
だからこそ、ほとんどの人が気づかない。
そして気づかぬまま、膵臓の“過労死”を迎える。
「戻せる病」の条件
いったん壊れた臓器は、原則として再生しない。
だが、膵臓のβ細胞には「休ませれば回復する」という特性がある。
つまり、
「予備軍」とは、“まだ戻せる段階”のこと。
では、戻すとは何を指すのか？
それは、「糖を減らす」ことではない。
“膵臓を休ませる”こと。
膵臓は毎食のたびに、血糖上昇に応じてインスリンを出す。
食事のたびにフル稼働している。
その回数と強度を減らせば、自然と休める。
たんぱく質生活＝膵臓リハビリ食
糖を減らし、たんぱく質を主役にすると、
血糖値の上昇スピードがゆるやかになる。
つまり、インスリンの出動回数も減る、出る量も減る。
これは、単なる“糖質制限”ではない。
膵臓にとっては、「勤務時間の短縮」なのだ。
そしてこの短縮が、
β細胞を再生可能ゾーンに戻す唯一の道。
今日の結論
糖尿病予備軍とは、すでに壊れかけた代謝システム。
だが、膵臓がまだ踏ん張っている段階。
いま休ませれば、戻せる。
“糖を減らす”ではなく、“膵臓を休ませる”。
これが「たんぱく質生活」の核心であり、
「報酬リセット」への入り口となる。
明日の予告（44日目）
「報酬リセットの原理」
― 我慢ではなく、“快の再教育”で膵臓を守る ―
ハッシュタグ
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