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嶋﨑剛志プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」32日目(2025/11/1)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

第3章 肝臓・筋肉・脂肪チーム

肝臓という見えないヒーロー


昨日、実家から前橋のアパートに帰宅した。昨夜は大雨だった。
実家も父もひとまず安定した。
その間に、春菊の定植もバイトのみんながやってくれて完了した。
整っていく。有難い。

最近、たんぱく質中心の食事でも、空腹感がない。
始めたころの食べても食べても満たされない感覚がなくなった。
脳が、いよいよこの生活に慣れてきたのか?

今日から11月だ。諸々整って、気持ちも新たに参りましょう!!

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味方(肝臓、筋肉、脂肪)を鍛える


たんぱく質生活を始めて1か月が過ぎた。
数字で言えば、今日から第2フェーズに入る。
膵臓を守るために糖を抑える——それは「攻撃をやめる」戦いだった。
ここからは、味方を鍛える戦いだ。

これまでの主役は「インスリン」だった。
食べるたびに血糖を下げるため、せっせと働く膵臓の努力物語。
でも、その命令を受けて実際に動いているのは――
肝臓・筋肉・脂肪の3人組だ。

味方その1 肝臓


今日はその中でも、最初に紹介したい。
体内で最も無口で、でも確実に結果を出す“裏方”――
肝臓だ。

夜、寝ている間も、私たちの血糖値はほぼ一定。
ごはんを食べていないのに、エネルギーは途切れない。
この「つなぎ役」をしてくれているのが、肝臓。

肝臓は、食事で入ってきた糖をグリコーゲンという形で一時保管しておく。
いわば、“体内の非常食倉庫”だ。
そして、血糖値が下がってくると、そっとその倉庫を開け、
必要な分だけ糖を血液に戻す。

肝臓は血糖安定装置


つまり肝臓は、血糖の安定装置。
暴走しそうな血糖を抑え、
下がりすぎそうな血糖を支える。
一見地味だが、この「バランスを取る力」こそ、
健康の中枢なのだ。

膵臓が疲れていたとき、
ずっと支えてくれていたのも、実はこの肝臓だ。
食べすぎ、飲みすぎ、寝不足——
現代人の誰もが肝臓に無理をさせている。
でも彼は文句を言わない。
ただ黙って、グリコーゲンを貯め、出し、また貯める。

私は今、膵臓を休ませつつ、
この肝臓をどう“味方につけるか”を考えている。
肝臓を守ることこそ、血糖を安定させ、
全身の代謝を取り戻す道。

明日は、その肝臓が貯めているグリコーゲンの正体について、
もう少し詳しく書いてみよう。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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