賃貸 vs 売買、どっちがいい?迷ったらまず読む記事【岐阜版】
〜私が社会人1年目の頃は、まだ珍しかった〜
■ そもそも「1LDK」とは?
「1LDK」は 1部屋(洋室や和室)+リビングダイニングキッチン を指します。
1Kやワンルームに比べて「居住スペース」と「生活スペース」が分かれているため、暮らしにゆとりを感じられる間取りです。
ワンルーム:寝る・食べる・くつろぐが同じ空間
1DK:小さめのダイニングキッチン+寝室
1LDK:広いリビングダイニング+独立した寝室
この“生活空間の分離”が1LDKの最大の魅力です。
■ 1LDKが広まった背景
実は、1LDKという間取りが今のように普及し始めたのは、ここ20年ほどのこと。
私が社会人1年目の頃(2000年代初頭)、賃貸物件で主流だったのは ワンルームか2DK。
「1LDKに住む」という発想自体が、まだ一般的ではありませんでした。
当時の背景
独身向けは「とりあえずワンルーム」
ファミリー向けは「2DK・3DK」
1人暮らしとファミリーの“中間”がまだ少なかった
1LDKが増えた理由
ライフスタイルの多様化
未婚率上昇やDINKs世帯(共働き・子なし夫婦)の増加により「2人暮らしでもワンルームじゃ狭い。でも2DKは古い」というニーズが増えた。
新築アパートのトレンド
2000年代後半以降、ハウスメーカー系の賃貸で「若い社会人カップル」「新婚夫婦」をターゲットにした1LDKが急増。
空間を広く見せる設計思想
「DK(ダイニングキッチン)」より「LDK(リビングダイニングキッチン)」の方が響きが良く、広告上も人気が出やすい。
■ 1LDKの魅力
プライベート空間が確保できる
寝室とリビングが分かれているため、来客時にも安心。
ゆとりのある暮らし
趣味のスペース、テレワークのデスク、ゆったりしたソファなど、1Kでは置けないインテリアが可能。
2人暮らしにも対応
新婚さんや同棲カップルにちょうどいいサイズ感。
築浅物件が多い
1LDKは比較的新しい間取りなので、築浅・設備充実の物件が多いのも特徴。
■ 当時を知る立場から思うこと
私が社会人1年目に住んだのは、典型的な1Kアパート。
キッチンは狭く、ベッドとテーブルを置けばもう歩くスペースはギリギリ。
「くつろぐ」「料理する」「寝る」が全部同じ空間でした。
今の若い世代が最初から1LDKに住めるのは、正直うらやましい限りです。
空間に余裕があるだけで、生活の質がグッと上がります。
■ まとめ
1LDKは、昔はまだ珍しかった間取り。
でも今では「一人暮らしの贅沢」「二人暮らしのスタンダード」としてすっかり定着しました。
住まいのトレンドは、時代の暮らし方とともに変わります。
あなたも次の住まい選びでは、ぜひ1LDKの魅力を体感してみてください。
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ではまた。



