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後藤光宏プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

賃貸で知っておきたいエアコンの全知識

後藤光宏

後藤光宏

テーマ:賃貸

〜サイズ・メーカー・設置位置・電気代まで徹底解説〜



1. エアコンの基本サイズ(能力)とは?

エアコンは「冷房/暖房能力」で適応畳数が決まっています。
たとえば「2.2kW(6畳用)」や「4.0kW(14畳用)」といった表記です。

適用目安(冷房時の畳数)

2.2kW → 6畳前後

2.5kW → 8畳前後

2.8kW → 10畳前後

3.6kW → 12畳前後

4.0kW → 14畳前後

5.6kW → 18畳前後

6.3kW → 20畳以上

注意点

南向きや最上階など日当たりの強い部屋は、ワンランク上のサイズを選ぶと快適。

「12畳の部屋だから12畳用でいい」とは限らず、建物の断熱性能や窓の大きさで変わります。

2. メーカーごとの特徴

主要メーカーにはそれぞれ強みがあります。

ダイキン
 業務用で有名。信頼性が高く「壊れにくい」。空気清浄機能や換気機能付きモデルも多い。

三菱電機(霧ヶ峰)
 温度コントロール精度が高い。省エネ性能に定評あり。室内環境に合わせたAI運転も。

パナソニック
 「ナノイーX」など空気清浄・除菌機能が人気。子育て世帯に支持されやすい。

日立(白くまくん)
 フィルター自動掃除機能が優秀。掃除の手間を大幅に軽減。

シャープ
 プラズマクラスター搭載でカビ・菌対策をアピール。

富士通ゼネラル
 乾燥を抑えた暖房が得意。冬の寒冷地でも強い。

賃貸ではコスト重視で パナソニック・三菱・日立 の普及モデルが多め。

3. 設置位置の重要性

エアコンは「どこに設置されるか」で効き方が大きく変わります。

ベストポジション:部屋の長辺側に設置し、風が部屋全体を横断するようにする。

NG例:カーテンレールのすぐ上(結露やカビの原因)、梁の裏(風が届かない)。

室外機:直射日光が当たりにくく、風通しのいい場所が理想。

賃貸でチェックしたいポイント
「室外機がベランダの隅で熱気がこもっていないか」
「隣の室外機と近すぎて効率が落ちないか」

4. 電気代と省エネ性能

電気代を左右するのは「APF(通年エネルギー消費効率)」や「省エネ基準達成率」。
高性能モデルほど初期費用は高いですが、月々の電気代は安くなります。

ざっくり電気代目安(10畳・2.8kWタイプ)

最新省エネモデル:約700〜900円/月(冷房)

10年前の旧型:約1,500〜2,000円/月

節電のコツ

フィルター清掃で効率アップ(1ヶ月に1回推奨)

温度設定は夏は26〜28℃、冬は20℃前後が最適

サーキュレーター併用で風を循環

5. 賃貸ならではの注意点

備え付けか、自前設置か
 備え付けなら修理・交換費用は大家負担。自前設置なら退去時に原状回復が必要。

古いエアコン
 10年以上経過していると電気代が高くつく。入居前に製造年をチェック!

クリーニングの有無
 入居前にエアコン清掃済みか確認すると安心。

まとめ
エアコンは「部屋の快適さ」を左右する重要設備。
サイズ・メーカー・設置位置・メンテナンスまで知っておくと、入居後の後悔がぐっと減ります。

賃貸でお部屋を選ぶ際は、ぜひエアコンも要チェック!

設備のしっかりした物件探しは、ホームメイトFC岐阜駅前店・関店・各務原21号店・可児店まで!

ではまた。

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後藤光宏
専門家

後藤光宏(不動産業)

ユージーハウス株式会社

賃貸管理の空き室対策に注力し、物件写真やモデルルーム設置など100の施策や、仲介部門と連携した入居者募集により、成約率を高めます。オーナーの費用負担なく、空き室の修繕を行う「リフォームバック借上」も。

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