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山田京子

大切な思い出の生花を美しく保存加工して長く残すプロ

山田京子(やまだきょうこ) / 生花の保存加工

ショップ&サロン 花*花

コラム

生花の保存加工について

2020年8月14日 公開 / 2020年8月15日更新

テーマ:保存加工はどの方法がいいの?

コラムカテゴリ:趣味

今一度お花の保存加工について詳しくご説明します。
ショップ&サロン花・花では3つの方法で保存加工ができます。

*プリザーブド加工に適したお花

バラ、カーネーション、ユリ、ヒマワリ、ガーベラ、トルコキキョウ、デンファレ、カラー、カスミ草など
ブライダルブーケや、花束によく使われるお花は、プリザーブド加工しやすいです。
ただ、プリザーブド加工は淡色にしか加工できないので、縁取りのあるカーネーションやグラデーション
のあるバラや、花びらの薄い胡蝶蘭はできないことはありませんが、不向きです。

*レカン加工に適したお花

アネモネ、ラナンキュラス、バラ、胡蝶蘭、グロリオサ、レースフラワー、マトリカリアなど花びらの薄い花や
プリザーブドには不向きな、グラデーションのあるお花ができます。アントシアニンという色素を含んでいる赤いバラや、赤いダリヤは少し黒ずみます。
レカン加工とは、自然に乾燥させるドライフラワーとは違いシリカゲルの中に埋めて、水分を抜く方法
なので、自然に乾燥させたドライフラワーとの違いは、特殊な額に入れるので、長く保存できます。

*押し花加工に適したお花

バラ、カーネーション、ガーベラ、庭に咲いてる色々な花、ほとんどのお花ができますが、押し花もアントシアニンを
含んでいるお花は黒ずみます。赤花処理という方法で元の色に戻るお花もありますが、赤いバラはあまり元の色には
戻りません。

この3つの方法で、保存加工しますので、ほぼどんなお花でも加工いたします。
お花を持ってきてくださるお客様は、プリザーブド加工にとのご希望がやや多いです。プリザーブド加工はお花の色と水分
を抜いて、着色液を調合して元の色に着色するのでどちらかというと、鮮やかな色になります。
レカンフラワーは、シリカゲルの中に埋め込んで水分を抜き乾燥させて、着色はしないので、淡い色の風合いになります。
押し花は水分をよく吸う特殊な紙に挟んで重しをして押し花にします。アントシアニンを含んでいないほとんどの花がきれいにそのままの色にできます。

思い出のお花や庭に咲くお花を持ってきて下されば、予算にもよりますが大切なお花なので花数はできる限りたくさん
お作りしています。少ししおれていても、そのお花を使います。大切な思い出のお花ですから。
最近プロポーズのバラを仕上げて、お二人で受け取りに来て下さった彼が開口一番「すっげぇ、めっちゃきれぇ」と
言って下さって、私もめっちゃうれしかったです。

この記事を書いたプロ

山田京子

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山田京子(ショップ&サロン 花*花)

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