大学受験を知り尽くした講師が、生徒一人ひとりに戦略を立案（2/3）

大学卒業後の未来を見越して。大学受験の前からキャリアを考えさせる

　「大学受験の桔梗会」には目的意識が高い生徒が集まり、高校生時点からすでに大学卒業後のキャリアを考えている生徒が大半だとのこと。中には医師になるために、3浪をしてまで医学部を目指した生徒もいたといいます。「大学卒業が必須となる職業もあります。お預かりする生徒たちには、将来になりたい自分のキャリアを見据えて、志望大学を決めさせるのが大切です。大学生活では、何を学び、自分のキャリアとしてどのように活かすのか。そこまでを汲み取って、生徒に合格戦略を立案する事を絶対条件にしています」と、加藤先生。

　日本全国には750校を超える大学がありますが、10代後半の高校生にとっては、その1つを選んで進路を決定するのは難しいところ。そんな不安を抱える生徒に寄り添って、加藤先生はサポートを続けます。

　「17歳や18歳で人生の岐路とも呼べる大学受験に立ち向かうのは、相当なプレッシャーがあると思いますよ。他県での受験となると、長距離移動や宿泊もありますし、不安ですよね。私は受験生が平常心で受験に臨めるように、宿泊施設の近くのおいしい飲食店や落ち着いた図書館などを探し出すことまでやります」

　加藤先生は日本中の大学をインプットし、偏差値や合格倍率、合格最低点などの数値を持ってアドバイスを行います。大手予備校などでは、コンサルティングを専門に行うスタッフもいるようですが、「大学受験の桔梗会」では、加藤先生によるコンサルティング、そして少人数指導によりすべての生徒に目が行き届く安心感が魅力です。講師が学習指導と進路相談の両方を行い、生徒の個性や勉強方法のクセまで熟知しているのも、ポイントではないでしょうか。

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【次ページ】生徒に寄り添い、高校生に成功体験をさせ自信をつけさせる

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