『本当のプロ』 とは? その2  知識で顧客は動かない・・・

洞山光良

洞山光良

テーマ:プロフェッショナル

確かに「知識」は大切、でもそれだけでは・・・

わたしは、2007年のホームページ公開当初より、『外構・エクステリアのプロにご相談を!』 をうたい文句にネットでの集客をさせていただいております。

現在では、エンドユーザー(一般のお客さん)のみで、なんとか成り立つまでになりました。
ありがたいことにリピート、ご紹介もたくさんあり、ここまで来れたのもご依頼くださったお客さま方のおかげと感謝しております。

そんなわたしが、HP公開当初から、「プロ」 と名乗ってたわけですが、
その裏では

「私はプロです」と、本当に名乗っていいのだろうか?
自分で自分のことを「プロ」と名乗るだけの器と技量がはたして今の自分にあるのか??

葛藤の日々が続いてました。
葛藤
そんな不安を打ち消そうと、まずはメルマガを配信することにしました。

「俺は知識があるんだぞ!」
と言わんばかりに・・・・

大きな間違いに気付くことに・・・

メルマガも40号まで配信した2008年のある日、
次のネタは・・・と、いつものように”ググッ”ていたところ、たまたま見つけた次の言葉にショックを受けました。

『知識で顧客は動かない、知恵に「心」が共鳴する』
 ”知識を身に付けることは重要だが、それだけでは顧客の心は動かせない。知識を土台に知恵の領域にまで高めることで、初めて顧客に対する価値になる。いかに知恵を生み出すかが重要であり、単なる知識だけでは価値にならない。”
ショックを受ける
お・・、俺は何をやってるんだ・・・
相談に来る人達は、外構に関する何かしらの問題や悩みを解決して欲しいがためにやって来る。

それなのに、
なにが「お客様目線」だ、「お客様の笑顔のために」だ、自分をよく見せようとするためにメルマガを書いてるようなもんじゃないか!

誰でもググればわかるような情報を伝えて ・・・恥ずかしい・・・

大きな間違いに気付いたわたしはこの日を境にメルマガをやめることに。

知識を知恵に変えることが「プロ」の役割

モノづくりの現場では、必ずと言っていいほど面倒なことや苦しいことがつきまといます。
現場の流れを止めないよう、問題を即座に解決するには、応用力や実践力が求められます。

それらのスキルを高めるためには聞き伝え(知識)ではなく、自分の身で体験したもの(現場経験)から得た「知恵」を身に付けることが必要で、何度も何度も失敗し、悩み苦しみ、そうして得られたものが「知恵」となる。

優れたスキルと数多くの経験をこなした人の手から、本当に満足できるものが生みだされると思います。

要するに、
ただ、知っているだけではお客さんを満足させることはできません。その知識を顧客のために、どう活用するかが重要なのです!

「知識」では解決できない問題を、「知恵」を使って即座に解決するのが本当の「プロ」の役目だとわたしは思います。
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洞山光良
専門家

洞山光良(エクステリアプランナー)

『あなたのお宅を素敵にするお店』

カーポート、ウッドデッキ、ガレージなどの外構工事全般を手掛ける外構・エクステリアの専門店。その熱意と魅力的な人柄で顧客からの信頼を勝ち取り、それを証明する数多くの「お客様の声」が集まる。

洞山光良プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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