おそうじの新しい常識
洗浄力を引き出す3つのコツ
汚れの原因を見極め効率よく落とす洗剤を選ぶ
それができれば基本は出来ています
あとは洗剤の使い方のポイントを押さえるだけ
洗剤の力を100%活かしてこそ楽に時短そうじ
を実現します
①温度
油汚れに効果のある洗剤は温めると洗浄力が上がります
油汚れの多くは寒いと固まり温めるとゆるむもの
そこで注目したいのが洗剤の温度です
油汚れに効果のある中性洗剤やアルカリ性洗剤
アルカリ電解水などを原液で使う場合は容器ごと
50~60℃の湯煎で温めて使うと洗浄力が
あがります、またセスキ炭酸ソーダなどを溶かす
場合も水より40~50℃のお湯に溶かしたほうが
汚れ落ちがよくなります
*塩素系洗剤や塩素系漂白剤は省きます
②鮮度
洗剤にも消費期限がある
塩素系漂白剤を使っている間に汚れ落ちが悪く
なったと感じたことはありませんか?
これには鮮度が影響していることもあります
塩素系漂白剤は未開封でも時間の経過とともに
濃度が落ち光や温度で分解されやすいのです
他の洗剤はこれほど影響は出ませんが洗剤は
新しいうちに使い切るのが原則です
半年を目安に使い切りましょう
③回数と時間
洗剤を繰り返しつけて放置時間を長くする
汚れの原因と使う洗剤は合っているのに思う
ように汚れが落ちない?つい、もっと強い
洗浄力の洗剤を使うべきかと考えがちですが
強い洗剤には素材を痛めるなどのデメリットも
あります
洗剤の力を十分発揮するには汚れに密着させる
時間も大切です
一回で落ち切らなければ回数を増やしたり
つけ置きや湿布の時間を長くしてみて下さい