おそうじ知識　「汚れと洗剤の相性」

汚れと洗剤の相性を見極めよう

汚れの原因がわかったら相性の良い洗剤を選ぶ
これがラクに汚れが落とせる極意です
油よごれには　　　アルカリ性洗剤
水アカよごれには　酸性洗剤
カビ菌よごれには　漂白剤
中和効果や漂白効果でよごれを落とせます

①油汚れ皮脂汚れ

落ちやすい汚れ

中性洗剤
界面活性剤の効果で油汚れと皮脂汚れを
落とす洗浄力はマイルドなので場所を
選ばずに使えます

ガンコな汚れ

アルカリ性洗剤
界面活性剤入りのアルカリ性洗剤なら
界面活性剤の効果に加えアルカリ成分
が油汚れを浮かせて落とします
中性洗剤＋アルカリ電解水
中性洗剤の界面活性剤の働きに
アルカリ電解水を加えて油汚れを落とす
泡立つので汚れに長くとどまります

②水アカ汚れ尿石汚れ

落ちやすい汚れ

クエン酸
水アカ汚れはアルカリ性なので酸の力で
溶かす中和洗浄が効果的
つきたての汚れならマイルドな酸性の
クエン酸水で落とせます

ガンコな汚れ

酸性洗剤
酸性度が強いものほど水アカがよく落ちる
素材を痛めるリスクもあるので要注意
便器内の尿石汚れにも有効です
クレンザー
浴室の鏡にウロコ状についた水アカや
酸性洗剤で落とし切れない便器の尿石は
クレンザーが効果的です

③カビ汚れ

落ちやすい汚れ

アルコール除菌剤
食品にかかっても問題がなくスプレーする
だけで除菌効果があります
エタノール70％程含まれているものが
おすすめです
酸素系漂白剤
塩素系に比べると洗浄力がマイルドで
素材を痛めるリスクが低い
お湯に溶かしてじっくりつけ置きするのが
ポイントです

ガンコな汚れ

塩素系漂白剤
カビや雑菌を落として漂白効果もあるのが
塩素系漂白剤、場所や目的に合わせて液体や
泡タイプなど使い分けるとよい