「ちゃんと」しなくてもいい
現代社会、できない事をさがして
介護認定をとりレベルを上げていく
これもできないね?
あれもできないよね?
なぜか違和感を感じる
そんななか
「おむつはずれてよかったね」
「歩けるようになったすごいね」
と言われているのをみて
自分におきかえてみたら
「なさけない」と感じた
認知症の方は本当に何もわかってない?
認知症であってもその方の人生は終わっていない
介護する方の人生もまだまだこれからだからこそ
一緒にがんばろうと思う
認知症の方と接するときに大切なのは
「相手が人間だと言うことを忘れない」
自分自身のこととして考えていきたい
認知症の方にも「自分」と言う人格があり
自分たちとなんら変わらない人格をもっている
認知症でも人間の「核」は変わらない
ちゃんと「核」は存在している
表現できないだけなのでしょう
同じことを何度もくりかえし話したり
意味不明のつくり話をするようになっても
「核」は存在しつづける
それを大切にできるのは介護職ではなく
家族である
だから
介護の技術的なところはプロにお任せして
自分は自分にしかできないことだけを
しっかりやってあげればいい
出来ることはたくさんあります
認知症の方も介護する方もお互いに
大きな学びになると思います