統合失調症で障害厚生年金2級となり年額116万円受給出来たケース
相談者:男性(20歳代)
傷病名:自閉スペクトラム症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:約243万円(年額58万円/遡及分97万円)
・相談時の相談者様の状況
ご家族よりご相談がありました。子供の頃よりじっとしていられない、友達とのコミュニケーションが難しいなどがあり、得意不得意の差が大きいお子さんだったそうです。普通高校を卒業後、専門学校へ通い就職活動されたもののすべて不採用となり、自室へ引きこもるようになりました。その後、ご親族の勤務する会社にて配慮を受けて働くようになりましたが、緊張が続くと体調を崩したり、朝起きることが難しかったりして通常の勤務を行うことが難しく、仕事は人と関わらなくても済む簡単な事務作業を行っているが不安が強く、間違いを指摘されると萎縮と緊張で固まってしまい何もできない状態になるなど、多くの配慮が必要な状況とのことでした。ご家族は、この先のご本人の将来について不安があり、障害年金の受給ができたらと考えておられました。
・相談から請求までのサポート
発達障害のため、生来からの状況について詳しくご記入いただいたメモを基に、ご本人の状態について詳しく申立書に記載し、障害認定日に遡った申請を行いました。
・結果
障害厚生年金3級の受給が決定し、障害認定日に遡及して受給が決定しました。次回更新が5年後となった為ご家族にも安心して頂くことが出来ました。