こわさを知る
マイベストプロ福岡、子どもの学力を向上させる教育のプロ「田中正徳」でございます。
いつもご覧になっていただいて誠にありがとうございます。
お子様の教育について悩まれておられるお母様方のヒントになればと思い
「お母様のための子育てコーチング」をシリーズにして時々書いてまいります。
本日は2回目「子どもに毎日のあいさつをさせよう」
親が子を養い、学校に通わせるのは当たり前であり義務です。
子どもの側から見て、何不自由なく生活できているということを自覚させるためにも、生活の節目としてのあいさつをさせるべきです。「おはようございます。」「行ってきます。」「ただいま。」「いただきます。」「ごちそうさまでした。」これは当たり前の最低限度の礼儀ですが、この当たり前の礼節すら親子間に欠くようなことがあれば大変なことです。まず率先して親があいさつを、しっかりした言葉で叫ぶべきです。
さらに、もし親が日頃の忙しさを理由に子どもの朝夕のあいさつに適当に答えるだけであるならば、親の気が向いた時に学校のありさまを尋ねても、子どもは面倒くさがって言葉を惜しみ横着に構えることでしょう。
子どもは親の言動をつねに観察し、そして親を真似るものです。あいさつという入り口から親子間の言葉のコミュニケーション、心のコミュニケーションを大切に育むべきです。
また子どもには、学校の出来事、行き帰りの出来事について、親に詳しく報告させることが、親に対する基本的な義務であることを徹底して教えるべきです。その自覚があってこそ、親の忠告を聞き入れる素直な気持ちが育つものだと思います。