参加してる子ども達はどうなの?・・・直接尋ねてみました。
S.パワー☆キッズプログラムに参加している小学6年生のA君。
A君がS.パワー☆キッズプログラムに参加したのは年中の時でした。
学習面・運動面共その伸び方に、保護者の方はプレ・ゴールデンエイジ期(3歳~9歳)の
運動の効果に驚いていました。
そんなA君ですから小学校入学後も何でもスイスイこなせて、苦労知らずという
様子でした。
A君は、私が監督を務める少年野球チームにも参加し、伸び伸びと野球を楽しんでいました。
低学年の頃は楽しくてしかたないというA君でしたが、成長するにつれて変化が・・・
失敗がこわい。明らかにその様な感じを受けました。
そして、保護者の方からもそんな話を聞いたのです。
失敗した経験がほとんどないA君が野球でのプレイに失敗を恐れ、
低学年のころの様な伸び伸び感が影を潜めてしまっていったのです。
私の方針は先回りせず、子ども時代にできるだけ多くの失敗を体験させ、
そこから何かを感じ考えて成長してもらいたいと思っています。
あの
バスケットボールの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダンの言葉にも
私は9000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。
決勝シュートを任されて26回も失敗してきた。
だから私は成功したんだ。と言うように。
そして
A君が失敗から得たものはとても大きかったようです。
北九州市スポーツ少年団体験発表会・優秀賞受賞。
A君の作品。
ぼくは野球が好きだ。それはようち園のころから変わらない。
近所のお兄ちゃん達が公園で野球をして遊んでいた中に
入れてもらったのが好きになるきっかけだった。
それからぼくはお母さんに何度も野球がしたいと言った。
一年生で若松サンシャインの野球チームに入れてもらえた時は
本当にうれしかった。
四年生の時、「投球練習をしてみよう」とかんとくに言われて、
投げた時はストライクが入らなくても楽しかった。
初めて試合でピッチャーをした時のことは、今でも鮮明に覚えている。
でもマウンドで涙がこぼれたこともある。ある試合で、
八回もフォアボールを出した時だ。つらかった。
仲間も、コーチ達もいっぱい声をかけてくれたけど、
どうしてもストライクが入らなかった。投げていてこわかった。
途中で「ピッチャーかわるか」とコーチが言った時、「かわりません」とぼくは言った。
投げ続けたが、自分でもどうしようもなく涙がこぼれた。
その辛い試合が終わった後、お父さんに
「かんとくやコーチの言うことが出来ないなら野球をやめろ」と言われ、
また涙がでた。
それでもその日の夜、お父さんに「野球を続けたい。野球が好きだ」と言ったら、
「週に一回しか練習がない中でもっと上手くなりたいならどうしたらいい?よく考えろ。
考えて一人ででも出来る練習をしないと上手くならないぞ」とお父さんは言った。
その辛い試合の後、ぼくは公園で一人で練習を続けた。
あの試合は、恥ずかしくて辛い思い出だけれど、あの経験で、
心がとても強くなったと思う。そして、考えること練習の大切さを知った。
ぼくたちのかんとくはサインを出さない。
ぼくたちが自分で考えることを大切にしている。
ぼくとキャッチャーの樹生(いつき)でどんな球を投げるかを決めている。
樹生が出したサイン通りに投げて、アウトをとった時はうれしかった。
打たれても仲間がアウトにしてくれた時はもっとうれしかった。
そして、試合に勝てた時は最高にうれしかった。
この仲間で野球が出来るのも残りわずかになった。
そのことを考えると、さみしくなる。
ぼくは野球が好きだ。野球を好きでいられたのは、かんとくやコーチのおかげだ。
それにどんなに暑い中でも審判をしてくれたり練習を手伝ってくれたお父さん達、
いつも大きな声でチームを応援してくれたお母さん達のおかげだ。
ぼくはこれからも野球を続けたい。かんとくやコーチが教えてくれた、
「野球を楽しむ」 「自分で考える」 ことを大切に、
いっぱい練習して、
もっともっと上手くなりたい。
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