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幸山緑風プロのご紹介
書に親しみ、自分らしく書くことを楽しんでほしい(2/3)
書と向き合い、人と向き合って
高校時代は学校の書道部にも入り、まさに書道一色だった幸山さんの人生でしたが、卒業後、初めて書道以外のことにも挑戦します。「父が営んでいたコットンショップの1店舗を任され、お客様からオーダーメイド服の依頼を受け、どんな服がほしいのかをヒアリングし、縫い子さんたちに説明をしてつなぐ仕事をしていました。孤独に半紙と向き合う書道を続けながら、人と話すことの楽しさを覚えたのはこの仕事のおかげでした」
22歳で結婚し、23歳で女の子を出産して、子育てと仕事に忙しい日々を送っていました。そして25歳、2人目の女の子を妊娠しているときに書道教室を開き、教わる立場から教える立場へ。「団地の集会場を借りるために5人の生徒が必要でした。手づくりのビラをつくって、近くの40軒ほどに配ってまわって、最初は近所の子ども達が5人ほど入ってくれました」
初めて「先生」と呼ばれたときは緊張で震えたという幸山さん。教えさせてもらえるということ自体はとてもうれしかったが、例えば筆の入れ方や運び方など、自分では言葉で説明しなくてもわかるような基本的なことも「半紙の上に優しくとんと筆をななめに乗せて、息をゆっくり吐きながらすーっと運ぶんだよ」とひとつひとつ噛み砕いて教えることが新鮮で、教えることが自分の学びにもなったと言います。
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