【オンライン勉強会】『米国の金融不安・債務上限問題に備える　～最新の投資環境（2023年5月）～』

ファイナンシャルプランナー（FP）の久保逸郎です。
5月22日（月）にオンラインで勉強会を行います。

5月1日に米国カリフォルニア州に拠点を置く銀行「ファースト・リパブリック・バンク」が経営破綻したと発表しました。

「ファースト・リパブリック・バンク」は富裕層顧客が多い銀行ですが、今回は同行の預金と資産を大手銀行のJPモルガン・チェースが買収することが同時に発表されたため、今のところ市場は落ち着いた反応を示しているようです。
しかし、急激な利上げの影響で銀行の経営体力が弱っており、投資用不動産向けの貸し出しなどが減り始めています。
長短金利差も開いたままであるため、今後も厳しい銀行の経営環境が続くことになるでしょう。

また、政府債務上限問題も解決の目処が立っていません。
イエレン財務大臣は「このまま6月上旬までに31兆4000億ドルの債務上限が引き上げられない場合、金融市場に重大な影響を及ぼす」と主張していますが、与野党の協議は難航しています。
2011年に同じ問題が起きた時は、ぎりぎりで上限引き上げに合意がなされましたが、格付け会社S&Pが史上初の米国債格下げ（AAA→AA+）を行うなど市場は混乱し、ドル円は一時75円台に突入するなど急激に円高が進みました。
債務上限の問題は混乱を長引かせると、国民が野党に対して不信感を強めることになるため、時間の問題でいずれ解決の方向に進むことが予想されますが、米国債の信頼低下は現実的なリスクとして捉えておく必要があります。

そこで今回は足元のグローバルマーケット環境を確認しながら、足元の金融不安と債務上限問題の状況を整理し、投資家がどのように備えておくべきかということについて解説を行います。

この勉強会はFPオフィス クライアントサイドのお客様やお取引先の皆様などに向けて、経済や投資の知識などの共有することを目的として開催しているものです。

特定の金融商品等を勧めたりすることはありません。
一般の方も参加できますので、気軽にお申込みください。

参加費は無料です。

【オンライン勉強会詳細】

タイトル：『米国の金融不安・債務上限問題に備える　～最新の投資環境（2023年5月）～』

講師：久保 逸郎（FPオフィス クライアントサイド代表）
＜講師プロフィール＞高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー（FP）として独立。相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。
大和投信、三菱UFJ投信などの大手運用会社のアドバイザー（講師）を10年以上経験しており、マーケット環境や投資信託の活用方法についてのアドバイスを得意にしている。
＜主なメディア実績＞
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・Financial Adviser・みずほ銀行おかねアカデミー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか

2023年5月22日（月） 20:00～21:00

会場：オンライン開催
※パソコン・タブレット・スマートフォンで参加可能。
（但し、インターネットに接続する必要があります）
参加申し込みをいただいた方には、後日メールで使用資料と参加方法をお伝えします。

参加費：無料

定員：10名（先着順・予約制）

主催：FPオフィス クライアントサイド

申込方法：ホームページのお問い合わせフォームから【5月22日勉強会参加希望】とご記入の上、前日までにお申込みください。
https://www.fp-office.com/contact.html

※注意事項
本セミナーはお客様への情報提供と、一般消費者の投資教育を目的としていますので、ファイナンシャルプランナー（FP）・保険営業・金融機関の職員の方などの参加を固くお断りします。
（但し、当事務所のお取引先の方を除きます）