花粉症を東洋医学的に考える
こんにちは
あなたにぴったりの漢方薬を選びます
自分のことを好きになるちょっと不思議な漢方薬局
『ちぎょうの漢方』薬剤師 田中智行でございます
今日も5月病の話
先日はこんなお話を書きましたが
会社や学校に行けない①
今回はそんな症例を書いてみます
気になる病気で来店するも
40代で本当ならバリバリ働く世代の男性
気になる病気がありちぎょうの漢方に来られました
ある臓器がおかしく
このままだと移植しかない
そんなお話でした
そんなお話を伺いながら
精神的に病んでいることも伺う
日曜日の夜から憂鬱になり
月曜日電車に乗ることがとてもきつい
そんなお話でした
他にも
お風呂に長く浸かれない
汗をよくかく
喉が渇き冷たいものをよく飲む
側頭部の頭痛
夢をよく見て夜中何度も起きる
呼吸が苦しい
喉が詰まった感じ
むくみ
などなど
細かい症状がたくさん出ていました
それではこの方の症状の原因
東洋医学的に紐解いていきましょう
東洋医学的に考える
カラダの基本3要素『気血水』
全てが乱れています
気は不足しながらも滞り
血も不足しながらの滞り
水は滞り
カラダの基本5要素『肝心脾肺腎』
全てがおかしい感じですが
肝脾肺腎が特に乱れている感じ
そんなことがわかってきます
今回の憂鬱感から言うと
気の不足や滞り
肝脾肺の乱れがかなり影響しているのですが
肝を整えていくと
気の滞りが取れてきて
脾肺を整えていくと
気の不足が取れてきます
精神的には
脾は憂鬱感だったり
肺はやる気元気に関係してきます
この方の症状に合わせて
漢方を選んでいくことで
少しずつ元気が出てきて
月曜日に対する憂鬱感は無くなっていきました
この方はメインの治療がありましたので
そこを重点的にやっていきながら
カラダ全体のバランスを整えていった感じです
多少ネガティブな面がありましたので
カウンセリングの面でも大変でしたが
初回と比べると
カラダとココロは雲泥の差があります
いつの間にか自然に
でも着実に変わっていく
それが漢方の良さであり面白さですね
ちなみにある臓器
いまだに移植もせず検査結果も良いようですよ^^