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新築で家を建てるにあたって、デザインや間取りを考えることから始まると思いますが、最近では「住宅の性能」についても関心が高まっています。
なぜ住宅の性能が大事なのか。
性能についてご紹介していきます。
「住宅の性能」とは
「住宅の性能」とは、省エネ性、気密性、耐震性、断熱性、防火性、防犯性などのことを指し、これらに優れた住宅のことを高性能住宅といいます。
これらの項目を、国土交通大臣に登録した第三者評価機関が評価した「住宅性能評価書」というものもあります。
優れた性能の住宅であることが住宅性能評価書によって証明されれば、ローン控除等を受けることも可能になります。
住宅の性能のポイント①「防犯性」
家の防犯性を高めるためには、鍵を二重にしたり、強固な窓ガラスを設置するなどの対策が有効になります。
また、玄関ドアの鍵も複数取り付けたり、開錠しにくい鍵を採用するのも一つの方法です。
住宅の性能のポイント②「耐震性」
耐震性とは、建築物の強度や靭性の強さのことを指します。
建築基準法でも耐震性についての基準が定められており、その基準を満たすものしか建設することができない決まりになっています。
住宅の性能のポイント③「断熱性」
断熱性とは、熱が伝導することを妨げる性能のことをいいます。
断熱性の高い家では、外気に面する壁や屋根、窓から熱が逃げないようにしているので、冷暖房で快適な温度にした部屋では効率よく部屋の温度を保つことができます。
断熱性を高めることにより、エアコンなどの使用を抑えることができるので光熱費の節約や省エネルギーにもつながります。
住宅の性能のポイント④「気密性」
気密性とは、「どれだけ隙間のない住宅か」ということを指し、建物の断熱性能を発揮するために必要な性能になります。
断熱性を高めると同時に気密性を高めておくことで、隙間からの空気の出入りが少なくなり、快適な温度を保つことにつながります。
住宅の性能のポイント⑤「耐久性」
「耐久性」とは、長期間にわたり住み続けられる優良な住宅のことをいいます。
耐久性の高い家づくりは「資産として長期間維持できる」「環境にやさしい」「長く住み継いでいける」というメリットがあります。
住宅の性能のポイント⑥「耐火・防火性能」
火災時に対する性能には「耐火性能」と「防火性能」の2種類の性能があります。
「耐火性能」とは、火災発生時の倒壊および延焼を防止するために、建物の耐力壁や間仕切り壁などに求めている性能のことです。
一方で「防火性能」とは、建築物の周囲で通常の火災が発生した場合に、延焼を抑制するために必要とされる性能のことをいいます。
以上、住宅の性能についてご紹介しました。
住む人の安全や理想的な暮らしのためにも、家づくりにおいて住宅の性能は重要な要素になります。
詳しい内容は下記リンク先に掲載していますので、ご覧ください。
住宅の性能とは?6つのポイントをご紹介