IH取り替えの現調です。
凍害による外壁の傷み
塗装してもすぐ傷む理由と正しい直し方
こんにちは。現場親方の三崎です。
寒冷地で多い外壁トラブルのひとつが凍害(とうがい)です。
「外壁塗装をしたのに、数年でまた剥がれてきた…」というご相談は、
実は凍害が原因のケースが非常に多いです。
凍害とは、外壁材が水を吸い込み、
凍る → 膨張 → 溶ける → 再び凍る
を繰り返すことで内部から破壊される現象です。
特に窯業系サイディングで多く発生します。
塗装の膨れ、横目地からの割れ、触るとポロポロ崩れる
この状態になると、外壁材そのものが劣化しています。
凍害が進行している外壁は、すでに内部がスカスカの状態です。
その上から塗装しても、内部に残った水分が凍結膨張
塗膜を内側から押し上げる数年で再び剥離という流れになります。
つまり、塗装は表面保護であって、凍害の修復にはなりません。
修繕の方法として劣化が局所的な場合は、
傷んでいるサイディングだけを撤去し、
新しい外壁材に交換する方法と
上張り工法という上から重ね張りする工法です。
どちらもメリット,デメリットありますが根本的な解決方法です。
「塗装だけで済ませたい」というお気持ちは分かりますが、
凍害の場合は長期的視点で判断することが重要です。



