【普通の人があまり知らない話】老夫婦が語った、この世で一番怖いもの
「あれ?今日は職人さん、
お昼休みも取らずに1時を過ぎてもまだ屋根を塗っているわ」
今日で塗替えリフォーム5日目。
それまでは12時から1時まではお昼休みを取っていたのに、
この日はお昼休みなし。
「ふ~ん。現場を掛け持ちしていて、
今日のうちの作業は早めに切り上げて他に行くつもりなのね。
あわててやられても困るわ・・・」
と、不安なお母さん。
すると職人さんたちは、
2時から3時までお昼休みを取り、
結局5時過ぎまで外壁の作業をしていました。
不思議に思い職人さんに聞いてみると、
「あ、ご心配をかけてごめんなさい。
これから寒い季節になると、
夕方から急に冷え込んで屋根の表面が夜露で濡れてしまうんです。」
と言いました。
◆夜露で濡れる・・・?
実は、
屋根を塗ったあとの乾燥中に夜露に濡れてしまうと、
仕上がった時に艶がなくなったり、
部分的に白っぽくなったりしてしまうんです。
そればかりではありません。
色あせが通常より早くなったり、
めくれの原因になってしまいます。
だから、
屋根塗装は寒い季節には午後3時頃までに塗り終わらなければいけないのです。
(寒い地方では、2時頃の場合もあります)
大事な家を守る屋根の耐久性にかかわってきますから。
そうです。
職人さんたちはお母さんのお家のことを考えて、
時間差塗装をしたのですね。
ただ、
下請け職人さんたちは、
「そんなことはおかまい無し!」ということもあるようですが・・・。