今、日本の家が危ない!
朝は日が昇ると同時に、現場に出かけて、夕方は日が沈むまで。
がむしゃらに仕事をしていました。
少しでも仕事の段取りを進めなければいけないので、お昼は、仲間と交代で食事。
というより、弁当をかきこむだけで済ませました。いっぷく休憩なんてありません。
・なぜ、そんなに慌てるの?
なぜそんなに急がなければいけないのかというと、
仕事を請けてものんびりやっていたら、
材料と人件費で、赤字になってしまうからでした。
昨年もこんな感じで、年間100万円の赤字。
会社が赤字というのは、従業員のときにはよく分からなかったですがようするに、
仕事をやって、借金が増えてしまうんです。でも、・・・
それだけならまだましです。
毎回、元請けが指定する材料を指定されるだけ買わないといけないのですが、
それが使いきれず、事務所の裏には、新品の塗料が山のよう・・・。
さらに、
このようなシステムの元で施工されたお客様が全員ご満足されているかと言ったら、
そうでもないことも事実。
◆専門店の使命
このお話も、昔の話ではなくて、令和になっても起きているお話です。
しかし・・・
本当の商売は、一生懸命のがんばりでお客様も喜び、私たちも喜び、
そして、喜びの輪が広がっていくもの。そう思っています。
私たち専門店は、ただ『職人仕事』だけではなくて、
そのような喜びの商売を実現していくためにも、
もっと一生懸命。ただそれだけです。