伊藤加奈プロのご紹介
「明るく、楽しく、にこやかに」生徒のやる気を大切にするレッスンで自己効力感を育む（2/3）
音楽の素晴らしさを知り「音楽を一生の友に」という思いで目指したピアノ・エレクトーン講師
幼少期からピアノとエレクトーンを習っていた伊藤さん。小学3年生のときに、テレビの公開番組で歌のお姉さんの伴奏をするという大役を経験したことで、ステージに立って弾く喜びや達成感を知りました。
音楽の素晴らしさに目覚めてからは、より一層レッスンに励み、数々のコンクールで入賞。さらに学びを深めたいと、地元の高校の音楽科に進みます。短期大学でも音楽を専攻し、卒業後はピアノ・エレクトーン講師になりました。「学生時代は、長い日だと1日8時間くらいは練習をしていました。これまで費やしたたくさんの時間が、今の自分の土台になっています」
音楽とともに人生を歩んできた伊藤さん。「音楽を一生の友にしてほしい」という願いから、誰もが気軽にレッスンに参加できるよう「明るく楽しくにこやかに」をモットーにしています。
「音楽は、必ずしも自己表現が得意な子どもだけが適しているのではありません。おとなしい子や引っ込み思案な子も、『やりたい』という思いがあれば大丈夫です。本人の可能性を見いだし、大きく伸ばしていくことができます。音楽を好きだという気持ちが、その子らしい演奏につながっていくように、できる限りのサポートをしていきたいですね」
伊藤さんは講師として忙しく過ごす一方で、自らの演奏活動も続けています。2009年からは同級生とエレクトーン＆ピアノのデュオグループ「Felicita（フェリチータ）」を結成。イベントや音楽会で、クラッシックやポピュラーなど幅広いジャンルの曲を披露しています。
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