dbSheetClientの開発手法について
今までのコラムの中で、DX推進のためには、
①企業内で蓄積された種々のデジタルデーターを「見える化」して、再利用可能なデーターベースを構築する。
②現場手動でデーターの入力や分析に利用されてきたExcelを最大限利用して、データーベースを利用したシステムを簡単に作成する。
③内製化のために、システム開発に参画できる社内人材をできるだけ多く育成する
ことが、DX推進の成功の秘訣であることを述べてきましたが、今回のコラムでは、上記の①~③が、dbSheetClientを利用することで本当に実現可能かについて確認してみたいと思います。
Excelで管理されている一覧データーをSQL Serverのテーブルとして自動作成し、dbSheetClientのExcel版で利用できるプロジェクトと、ブラウザのみで動くWebアプリを、それぞれ、5分程度でしかも、ノンプログラミングで作成する手順のデモがアップされていますので、下記の動画をまず見ていただければ、イメージが掴めるかと思います。
dbSheetClientによる簡単アプリ開発(約12分)
上記の動画の手順を示すと、以下のような図になります。
(1)Excel版によるIOTG Plusを利用した開発手順
①Excelの一覧リストでデーター範囲を選択する
→ ②テーブルの列のデーター形式を設定する
→ ③テーブルとアプリが完成
(2)WebPortalを利用したWebアプリ開発手順
①作成されたテーブルを選択する
→ ②テーブルの列の入力形式や列幅などを設定する
→ ③ブラウザ用アプリが完成
以上のように、簡単に、短時間で、汎用のデーターベース用のテーブル作成と、Excel版のアプリ、ブラウザ用のアプリが作成できることがお分かりいただけたかと思います。
今回は、動画内容を元にしたコラムになりましたので、是非、お時間のある時に動画をゆっくりとご覧ください。