建設会社の再生再建の実務 / 銀行と会計系コンサルの犯す過ち / 経営コンサルタント
《増える経営相談と経営改善計画書作成》
コロナ融資も据え置き対応もほぼ終了し、
業績改善が進んでいない中での返済スタート、
金融機関も支援のために相談や計画書にて信用格付け維持を図る。
しかし、保証協会100%融資の間に企業も金融機関も事業再生や経営改善に取り組んでいない。
売上高の70%や100%以上に借入金がなっている会社の相談が多い。
コロナ期間のコロナ融資で借入金が増えた中小企業の多いこと。
貸して終わり、借りて終わり、ではない。
資金があるときにならば、できる経営改善もたくさんなる。
この場に及んで、コンサルになんとか改善指導をと言われても、
「赤字を黒字にもっていく」
「とりあえず、倒産の心配のない会社にする」
「自社の資金コントロールで資金不足を発生させない」
それが精いっぱいで、
返済原資の確保なんては期待しないでください、3
年前にこの話があったらもう少しは答えは変わっていましたが?
中には、信用格付けの心配しかしていない、
そんな金融機関の支店長や本部の行員が多くいる。
企業の決算書の数字を見ていないのだから、
決算書が届いたり融資の話があって初めて慌てふためく流れが多いような気がする。
今年の下半期はどうなるのか?