コロナ騒動の対応力の差、顧問税理士と経営コンサルタント / 「社長の家庭教師」、建設会社の事業再生
《運送会社の再生支援実務とセカンドオピニオン》
銀行の本店さんから、
伴走型実効支援の依頼があり、
話を聞いて社長にも会うことに…
そりゃあ~そう思うわな、
社長も今さら、
また税理士や診断士やコンサルに会ってどうするんや?
そんな雰囲気。
なぜなら、財務DD、事業DD、経営改善計画書、
ともに50ページ以上の超大作。
外部環境分析も統計資料もバカスとの引用も凄いボリューム。
SWOT分析1ページ、アクションプラン1ページの陳腐さ(>_<)
支援機関の重鎮もお墨付きの先生方の超大作な成果物。
ほんで、銀行からは、資料はあくまで資料なので、
先生のやり方で構いませんので、対象企業を改善・再生してください!
計画書の改善の骨子が…
・固定費の削減で運転手の給料を10%カット!
⇒半年で20%以上の運転手が辞めること間違いなし(>_<)
⇒それで、稼働率と売上げが落ちた会社あり
(そんな計画書を書いた先生のおかげで倒産した会社もあり)
・燃料サーチャージで交渉
⇒燃料下がっているのに、値引きしますって、赤字会社が荷主に交渉に行くの?
何なの? 業界がわかった専門家なの?
そう銀行に聞いてしまった(>_<)
大人の事情もあり、
支援機関のお気に入りとかもありますんで…
というような返事。
運送会社の改善の骨子は…
・往復荷物の稼働率や実車率
・荷主毎の利益管理をして荷主の選別
・車両毎の稼働率や燃料費や修繕費の管理と指導教育
メインはここ!
他に大切なのは、資金繰りの先行管理!
こんなDDや計画書に社長も納得もできないのは理解できる。
オッサンには、
『先生、よう業界のことをわかっとるね!』
というような話になっていきそう!